【尾瀬沼】6月上旬は水芭蕉見頃! 初心者OK お気軽トレッキング

旅行

こんにちは、グンマーOLゆきです!

今日は、6月初旬に尾瀬沼トレッキングに行ってきた体験談をご紹介します。

この記事でわかること
  • 【地元のペンションオーナーお勧め】
    湿原&木道の尾瀬らしい景色と水芭蕉を楽しむルート
  • 【装備の参考に】6月初旬の登山道の写真
  • 【おまけ】水芭蕉のきれいな撮り方!

尾瀬沼周辺でたくさんの水芭蕉を見てきました、写真たっぷりでご紹介します!水芭蕉を見られるポイントや、ペンションのオーナーに教えてもらた水芭蕉のきれいな撮り方もありますよ。

水芭蕉の時期を過ぎてしまっていても、今回のルートはニッコウキスゲや草紅葉など、尾瀬を代表する景色を見られるルートですので、尾瀬沼登山を考えている方は是非読んでみてください!

尾瀬について

登山ルート

尾瀬 ルート

出典:サンシャインツアーのホームページ

尾瀬は福島県、新潟県、群馬県、栃木県の4県に広がる湿原です。関東からは、鳩待峠はとまちとうげ大清水おおしみずという入り口がアクセスしやすいです。

特に鳩待峠は、駐車場から登山口が近くすぐ山に入れる、スニーカーで十分登山できる、という2大利点があるため大人気の入り口です。その結果、鳩待峠はめちゃくちゃ混みます…。

同じペンションに泊まった人たちの話によると、朝8時に鳩待峠に到着したのですが、すでに第1・2駐車場は満車で、第3駐車場になんとかとめられた、とのことでした。また、泊まったペンションのオーナーの話によると、鳩待峠エリアの女性トイレ、ひどいときは1時間待ちなんてこともあるそうです(盛って話してた感じはありますがw)。

混雑を避けるため、また、もうちょっと山登り気分を味わいたかったので、われわれは大清水おおしみずという入り口から尾瀬沼を目指しました。この入り口は、大半は階段・木道が整備されているものの、鳩待峠に比べると山登りの要素があるので山靴、防寒着などの山装備必須です

ハイキングルートや季節の鼻について、サンシャインツアーのホームページが見やすいです。情報収集されている方はどうぞ

ハイキングルート

お花の季節・気候

行動時間

コース・時間
  • 8:00
    大清水登山口
  • 9:14
    一ノ瀬休憩所
  • 10:44
    三平峠
    このコースの最高点1,762m
  • 11:04
    尾瀬沼山荘
  • 11:28
    尾瀬沼ビジターセンター
  • 11:59
    大江湿原
  • 12:40
    沼山峠展望台
    ここでお弁当&コーヒータイム
  • 14:50
    尾瀬沼山荘
  • 16:23
    一ノ瀬休憩所
  • 17:34
    大清水登山口

行動時間は7時間41分、距離17.3㎞でした。標高差699m。

尾瀬トレッキング

大清水から一ノ瀬休憩所 砂利道散歩

8時に大清水の駐車場についた私達。この時間ならがらがらかな~と思っていたら・・・すでに第1駐車場は満車!!第2駐車場も残り5、6台とめられるか・・?という混雑レベルでした💦やっぱり水芭蕉のこの時期は一番人が集まるんですね。

尾瀬 大清水登山口

第一駐車場 満車

尾瀬 大清水登山口

上から見た第二駐車場・・まもなく満車

大清水登山口からのぼります。駐車場は混んでいましたが、いざ歩き始めるとスムーズ。マイペースで歩けそうで一安心です。前日までの大雨(グンマーは雹が降ったよw)とは打って変わって青空・白雲・新緑!!最高のトレッキング日和です。

尾瀬

好調に歩き始めたグンマーの住人2名。はじめはるんるん歩いていたのですが

夫「・・・・・景色変わんねー

と一言w。

大清水登山口は山道の入り口である一ノ瀬休憩所まで3.5㎞(80分)、斜度の緩い砂利道を歩かなければなりません。景色はずっと森の中・・・。6月中旬から大清水登山口の駐車場と一ノ瀬休憩所をつなぐバスが走るのですが、この時期はまだバスお休み中・・だからこの登山口人気ないのかも(^^;

砂利道を70分歩きました。モデルコースの想定では80分だったので、ちょっと巻けましたw

尾瀬 大清水登山道

ずっとこれだよ

ようやく見えてきました、一ノ瀬休憩所!トイレがあります。そういえば尾瀬のトイレはすべて有料です。有料といっても入り口にある箱に小銭を入れるだけなのですが・・。尾瀬の自然を守るために汚物はヘリコプターで輸送していて費用がかかるんだそう。小銭必携です。

三平峠 最高点を目指す

一ノ瀬休憩所を過ぎ、いよいよ山登りに入ります。

大清水登山口 ルート

写真左の小さな看板の横が入り口

前日までの雨の影響で道中ぬかるんでいるところや、水浸しになっているところもありました。大清水登山口は岩が転がっている箇所もあるので、登山靴がお勧めです。以前屋久島でスニーカーで山登りしてたら捻挫して、人間の足ってこれほど腫れるのかと思った経験があるので・・。ゾウの足みたいになりましたw

途中に湧き水があります。「飲用には適さない」とあるけど、コロナ前はコップが置いてあって飲めるようになっていました・・・・・から飲む!冷たさが染みる~!

峠の頂上に近づくにつれ、雪が現れ始めました。場所によっては木道はすっぽり埋まり、スキー場じゃん、と思うくらい一面雪が残っているところもありました。そして危険なのは所々あく穴!なんとか落ちずに済みましたが、結構深くまでいってしまいそうなので要注意です・・。

そしてついたよ、三平峠!標高1,762m!!このルートの最高地点です。モデルルートで示されている通り、ここまで90分かかりました。

尾瀬沼 いよいよ水芭蕉

ここまでくればもう登りは終わり、尾瀬沼に下っていきます。途中に燧ケ岳ひうちがたけが見えてきました。山頂に雪が所々残っているのが見えます。とってもきれいです、写真では全然伝わらないけど( ;∀;)このあたりは雪がかなり残っていました。

 

尾瀬沼休憩所に到着しました。ここにはトイレ、レストラン、尾瀬沼山荘という山小屋があります。尾瀬沼を目の前にみながら、皆さん思い思いにベンチで休憩されていました。レストランは14時クローズ。カレーやラーメン、珈琲など一通りそろっています。

 

尾瀬沼休憩所から尾瀬沼をぐるっと囲む木道へ進みます。すぐに燧ケ岳を望む湿原に出て、そして目を下に向けると・・水芭蕉!!おくるみにくるまれたような、かわらしい白い花が木道を囲んでいます。尾瀬沼付近の水芭蕉はちょうど見頃でした。これから咲く花もたくさんありましたよ!もう少し楽しめそう・・?

Mizubasho_skunk cabbage

じゃじゃん!咲いてました水芭蕉

ここは燧ケ岳のフォトスポット!尾瀬沼のバックに燧ケ岳の悠然とした姿を眺めることができます。やっぱり自然って癒される・・と思っていたら、カエルたちのげこげこ大合唱が聞こえます。カエルたちは恋の季節を迎えたようで、いろいろ忙しそうでしたww

尾瀬 燧ケ岳

尾瀬沼ビジターセンターの手前に水芭蕉の群生地と・・群馬県と福島県の県境があります!Google mapの位置情報を起動させながら、県境探しをしましたwたぶんこの辺が県境。好きなんだよね~県境とか、島の先端とか・・

尾瀬沼休憩所から1㎞歩くと、尾瀬沼ビジターセンターがあります。売店、トイレ、レストランがあり、結構混雑していました。女性トイレは10人は並んでたかな・・。売店ではアイスやビールまで売ってます。近くには燧ケ岳と大江湿原を望むビュースポットがありますよ。

大江湿原 尾瀬らしい景色に出会う

尾瀬沼ビジターセンターを過ぎて大江湿原まで向かいます。大江湿原も水芭蕉の生育スポットで、あちこちから白い姿が見えます。

大江湿原は尾瀬沼を背に歩きます。たまに振り返ってみてください。ずっと続く木道と尾瀬沼の、尾瀬らしい写真が撮れますよ。

尾瀬の木道、尾瀬沼

尾瀬沼とずっと続く木道・・はるかな尾瀬♪

尾瀬の水芭蕉は見頃

・・くるみんマークに見えてくる

尾瀬のリュウキンカ

リュウキンカ、こちらも尾瀬を代表する花

また、ここはニッコウキスゲの群生地で、7月頃になると一面黄色の絨毯になるそうです。よく観光ブックとかホームページの写真に使われるのは大江湿原だそう(ペンションのオーナー談)。ちなみに秋は草もみじといいまして、草が紅葉して黄色・茶色の絨毯のようになります。この時期もおすすめです。

沼山峠 お弁当&コーヒータイム

大江湿原から先、福島県側の登山口である沼山峠を目指してみることにしました。

沼山峠は福島県側からの入り口になっているので、トレッキングの方が結構いました。渋滞というほどでもないですが、ひっきりなしに人が行きかうくらいの混雑です。こちらのルートも木道が整備されているので歩きやすかったですが、雪がまだ深く残っていました。スニーカーで歩いている人もいましたが、5・6回雪で滑ってしまっているのを見ました・・。

尾瀬、沼山峠登山道

沼山峠展望台に到着!途中、混んでいてペースが遅かったので40分程度かかりました。展望台は広くはないですが、斜面にベンチがいくつか置かれています。ここでお弁当と、ドリップコーヒー飲みました。私がこれをしたいがためにガスバーナーと紙コップと小鍋を持ってきてくれたゆうさん(夫)、どうもです~。

自然の中で飲むコーヒーってなんでこうもおいしいんだろう・・・。最高です。

 

Oze Double tall coffeeDouble tall coffee

山男の叔父にもらったドリップコーヒー

展望台からさらに1㎞弱いくとバス停があり、福島県側からのアクセス拠点の沼山峠に到着します。そこまでは時間がなかったので今回の旅はここで引き返し。

帰宅

今きた道を戻ります。大江湿原を抜け、尾瀬沼山荘を背に三平峠を越え・・戻ります。登ってきたら降ります。当然なのですが、降ります。下りきつい・・足がけたけた笑ってました( ;∀;)

そして最後の一ノ瀬休憩所から大清水駐車場までの砂利道ですよ!!疲れた足にはつらかった・・景色変わらないしT T。バスが運行されるようになったら迷わずそれに乗れる時間・ルートで計画されることをお勧めします。

思ったより遅くなってしまい、15時前に尾瀬沼山荘から下山しました。もうその時間には、ほぼ人はいませんでした。

旅の振り返り

水芭蕉の撮影スポット・撮り方のコツ

水芭蕉、案外撮るのが難しいそうです。なぜかというと、この時期水芭蕉以外あまり緑がないから。枯草の下から顔を出している構図多くなり、その結果、茶色多めのちょっと残念な写真になります・・。

尾瀬 水芭蕉

残念・・こういうことですね( ;∀;)

回避する方法1つ目、アップで撮る!!
ペンションのオーナーに教えてもらいました。茶色があまり入ってこないように、水芭蕉を大きくとるようにします。尾瀬沼周辺の地面はまだ枯草だったので、アップで撮りまくりました。

尾瀬の水芭蕉

ついでに香りもかいでみた百合のようなジャスミンのような・・

2つ目、撮影スポット「下ノ大堀」に行く!

この景色は、鳩待峠ルート側の「下ノ大堀」で、尾瀬ヶ原の付近にあります。具体的には、牛首分岐と竜宮の間。ここは川沿いに水芭蕉が群生しているので、青空と水芭蕉、そして至仏山しぶつざんを1枚に収めることができます。

鳩待峠の水芭蕉は尾瀬沼より少し早いそうですので、時期には要注意です。

振り返り

水芭蕉を見に一度行ってみたいと思っていた尾瀬。お天気にも恵まれ、きもちよーく新緑トレッキングできました。

でも次の日はやっぱり筋肉痛w股関節まわりの衰えを感じました。。山男の叔父お勧めの至仏山にも登ってみたいし、今度は鳩待峠にも行ってみたいな~。体力つけよう。

尾瀬の神様、素敵な思い出をありがとーーー!

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