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【アメリカ生活】スーパーで買えるお勧め鮮魚と調理法 鮭・タラに飽きた時に

日常生活
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こんにちは、アメリカのグンマーゆきです!2022年冬、夫の転勤のためアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。

海外で生活していると、「スーパーで売られているお魚がわからない!」ということありませんか?魚の英語名がさっぱりわからず、「勇気が出ず、結局いつもサーモンばかり食べている」という駐在妻さんの声をよく聞きます。

そこで今日は、「もうサーモンは飽きた!」「冷凍の魚だけじゃなくて、鮮魚にも挑戦してみたい!」という方向けに、我が家が実際に購入したお魚・おすすめ調理法を紹介します!

この記事でわかること

  • 【お魚紹介】購入価格も!スーパーで買った鮮魚
  • 【ランキング】おいしかった順に魚を並べてみた
  • 【調理法】食べた(失敗した)から分かるおすすめ

珍しい食材を見ると挑戦したがる夫のおかげ(?)で、我が家は少しずついろんな鮮魚に挑戦してきました。この記事では、実際に購入したお魚を、料理前後の写真たっぷりで紹介します

はじめに

ランキングの定義

ところによりスーパーの魚事情も変わると思うのでまずは我が家を紹介します。私たちはアメリカ東海岸コネチカット州の田舎に住んでいます。スーパーの鮮魚売り場はサーモンを中心に、タラ系の白身魚、貝類が大抵売られていますが青魚が少ないです。どちらかというと海に近いのですが、季節によって魚の種類が大きく変わることもなく、お魚の種類が多いわけでもないなと思っています。

whole foods
近所のホールフーズの鮮魚売り場

これから紹介する魚はおいしかった順に並んでいます。値段は私たちが初めて購入したときの値段、調理前の魚の写真は多くが1ポンド(450g)の重さです。味・コスパの5段階評価の基準はこちら。

味評価コスパ評価
星5最上級のおいしさお値段以上の旨さあり
星4また必ず買う    ↑
星3おそらく買うお値段相当
星2安かったら買う    ↓
星1もう買わない味の割に高すぎる

魚調理の神器

そして紹介しておきたいのが、アメリカでは必須かもしれないうろこ取り!カウンターの店員さんにお願いすればうろこをとってくれますが……甘い、日本のスーパーの魚と違ってうろこが残っていることが多々、多々あります。スーパーで買ってきた魚をそのまま調理すると、少なくとも5、6枚は口の中でうろこを発見します。我が家はゲータレードのふたを使ってうろこ取りをしていたのですが、先日こちらを購入しました。

$10もしないのにこれを使うと格段に違います!まず早い、ぽろぽろうろこが取れていきます。そしてうろこが飛び散らない。うろこが入るケースはついていないですが、大体のうろこは内部におさまって、あちこちにうろこが飛び散りません。

ゆうさん
ゆうさん

ふたでやっていた時は、流しを飛び出てカウンターの端までうろこが飛んでいることもありました~

Amazonでもお安く手に入るので、家に一つあると重宝すると思います。いいものだと燕三条のうろこ取りもありました。ここまで立派ではないですが、我が家が買ったものも一応燕市のものでした🗾✨

お魚ランキング

それではさっそく、我が家が食べておいしかった順に紹介します!新しい魚に挑戦したり、新たな発見があったりしたら、どんどん更新していきます。

チリアンシーバス

Chilean Sea Bass
脂たっぷりな美しき白モチ肌・・✨

和訳 :メロ
お値段:$32.99
調理法:煮つけ、焼き
味  :★★★★★
コスパ:★★★☆☆

お値段通り、めちゃくちゃおいしいのがChilean Sea Bassチリアンシーバス、単純にシーバスと呼んだりもします。日本でシーバスと言うとスズキのことですが、チリアンシーバスはスズキとは全く別物なので要注意です。南極周辺にいる深海魚、マゼランアイナメという魚です。日本ではギンダラの代用魚として食べられていて、メロと呼ばれることが多いようです。

ただし、チリアンシーバスはうろこ取り泣かせです!細かく、固いうろこがゲータレードのふたではなかなか取れず、下処理にかなり時間がかかりました。この魚を2回目に購入した際、うろこ取りを使ってみたらとってもラクに処理できて感動しました。

ゆうさん
ゆうさん

うろこ取りでこすっていたら、こいつと長時間格闘した記憶がよみがえってきました…

おすすめ調理法は煮つけ。日本でギンダラの代用魚として食べられている通り、煮つけにしたらめちゃくちゃおいしかったです

Chilean Sea Bass

魚の旨味…日本を思い出す( ;∀;)おいしい煮つけを食べたいときには、間違いないくチリアンシーバスがぴったりです。

ソテーももちろんおいしいです。買った当初、チリアンシーバスという名前からスズキだと思いこんでいたので、シンプルに焼き魚にしてみました。そしたらその脂の乗り具合よ✨(笑)「こいつはスズキじゃないぞ!」と気づき調べてみたところ、ギンダラの代用魚・メロであることを知りました(料理をする前に調べなさい、という感じですが)。

Chilean Sea Bass

味の評価は星5つ!!とても、とてもおいしいです✨しかし1ポンドあたり$30超と、やはりおいしさ相当のお値段です…。我が家ではその旨さとお値段から贅沢品に認定されたので、特別な日に登場する魚になりそうです。

ソードフィッシュ

swordfish

和訳 :メカジキ
お値段:$14.99
調理法:焼き(ソテー)
味  :★★★★☆
コスパ:★★★★★

アメリカに来て驚きだったのはSwordfishソードフィッシュ=メカジキです。カジキというと煮つけで出てきて、パサパサしている印象だったのですが、アメリカのメカジキはものすごく脂がのっています!サシが入っているように脂が乗っていて、ちょっと言い過ぎですがトロに近い感じです。

ゆき
ゆき

リピート買いしています、我が家の一押しです

おすすめ調理法はソテー。塩・胡椒をしたソードフィッシュを、ケッパーや香草(ディル)と一緒に焼いてみました。片面3分しっかり焼き目をつけた後にひっくり返し、やや弱めの中火にしてバターを投入、5~6分じっくり焼きます。気が向いたら、溶けたバターをスプーンですくって魚にかけつつ焼くと、味が染みてさらにおいしいです✨

swordfish

カジキ=パサパサ、と思っていたので日本ではそんなに食べなかったのですが、こちらのカジキはジューシーでとてもおいしいです。ソードフィッシュステーキと呼んでも過言ではありません✨コスパが良い魚で我が家の一押しですので、ぜひ挑戦してみて頂きたいです。

フラウンダー

flouner
購入した魚の写真を撮り忘れたので代用

和訳 :ヒラメ
お値段:$18.99
調理法:焼き(ムニエル)
味  :★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

Flounderフラウンダー=ヒラメです。日本で売っている白身魚の味にかなり近く、お魚の旨味がしっかり感じられておいしいです。とても柔らかいのでそーっと持たないと崩れてしまうので注意です。

おすすめ調理法はムニエルなどの焼き料理。火を通すとすぐ崩れてしまうため、煮つけなどには向かないと思います。塩・胡椒・小麦粉を周りにつけて、バターでしずかーに焼きました。

flouner

ヒラメの調理法を調べたところ、しゃぶしゃぶが紹介されていたのでFlounderでやってみました。Flounderを一口大に切り、お箸では崩れてしまうのでスプーンでそ~っと沈めます。身がふわっふわでおいしかったのですが崩れる💧また、焼き調理のほうが魚の味がしっかり感じられたように思います。わたしは焼き調理をおススメします。

flouner
海鮮鍋

ハリブット

halibut

和訳 :オヒョウ
お値段:$16.99
調理法:焼き(ムニエル、ソテー)
味  :★★★★☆
コスパ:★★★★☆

Halibutハリブット=オヒョウと聞くとなかなか馴染みがありませんが、大型カレイの仲間です。体長1メートルを超える大きさで北極海など寒いところに生息し、日本周辺ではオホーツク海沖で獲れるそうです。旬は4~6月と産卵期前の秋頃。

おすすめ調理法はムニエル。塩・胡椒・小麦粉を付けて、バターで焼きました。コッド(タラ)よりもだんぜん旨味はありますが、日本の鯛やスズキなどと比べるとまだ大ぶりな味だなぁという印象です。

halibut

高級魚に比べれば旨味は落ちますが、コッド(タラ)よりもかなりおいしい白身魚で満足度は高いです。お値段も相対的にお手頃なので、まずはオヒョウから挑戦してみるのも良いと思います。

夫:ゆう
夫:ゆう

コッドのように大味ではありません。おいしい焼き魚が食べたいときにおすすめです

ヘイクフィッシュ

hake fish

和訳 :ホキ(メルルーサ)
お値段:$6.99
調理法:フライ、煮込み
味  :★★★☆☆
コスパ:★★★★★

Hake Fishヘイクフィッシュ=ホキ、スペイン語名のメルルーサという名前が日本では一般的なようです。日本近海にはいないため、日本では輸入された冷凍ホキを白身魚フライやちくわの原料に使っています。淡泊な味で癖がなく、加熱調理しても固くなりにくいため加工しやすいんだそうです。

おすすめ調理法はフライ(写真は撮り忘れました)。衣をつけて揚げてみればフィレオフィッシュ✨他の高級魚と比較すると魚の味は薄いですが、それでも味が大ぶりなコッド(タラ)よりもおいしく、むしろホキのほうが日本のタラと同じ味がします。

hake fish

煮込みもおすすめです。野菜と一緒に煮込んで、トマトソースやコンソメで味付けすればおいしく食べられます。お値段もお手頃で良コスパのお魚です。

アークティックチャー

arctic char

和訳 :北極イワナ
お値段:$14.99
調理法:コンフィ、焼き(ソテー)
味  :★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

Arctic Charアークティック チャー=北極イワナです。Char(イワナ)と名付けられていますが、鮭やマスと似たお魚のようです。冷たい水を好みイギリス北米大陸の湖、北緯80度(ほぼ北極海!)を超えるカナダの湖にも住んでいる淡水魚です。

おすすめ調理法はコンフィソテー。コンフィとは低温の油でじっくり揚げる調理法だそうですが、「温度測りながら揚げるとか面倒…」と思ったので、なんちゃってコンフィにしました。

arctic char
arctic char

塩・胡椒・砂糖・オリーブオイル・香草と一緒にジップロックに入れ、一晩冷蔵庫で寝かせます。翌日、ジップロックに入れたまま80度程度のお湯に7分程浸して火を通しました。本来のコンフィはレアな状態で食べるようですが、生は怖いのでがっつり中まで火を通しています。それでもゆっくり火が通っていくからかふっくらと仕上がり、オリーブと香草の香りが染みておいしかったです。

チャー(イワナ)と名付けられていますが、味はマスで、想像通りの味でした。私は海の魚が好きなので、「うん、マスだな」と思いました。日本のサクラマスはおいしいですが、その旨味には及ばないので期待しすぎは要注意です。

ストライプドバス

striped bass

和訳 :シマスズキ
お値段:$22.99
調理法:焼く(ソテー)、揚げる
味  :★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

Striped Bassストライプドバス=スズキの仲間で、アメリカ東海岸沿いに生息しているご近所さんでした。体長2メートルほどにもなる大きな肉食魚で、見た目こりこりしていそうな筋肉質な感じです。

おすすめ調理法はソテーフライ。身がしっかりしているので崩れにくく料理しやすいです。味は癖がなく日本のスズキに近い印象ですが…、あっさり。味の割に高すぎるかなぁ💧他の白身魚でもおいしいものがあるので、この値段を出してまで買わなくても良いかな…と思いました。

striped bass
ゆき
ゆき

似た白身魚ならハリブット、ヘイクフィッシュのほうが満足度高かったです

モンクフィッシュ

monkfish

和訳 :アンコウ
お値段:$12.99
調理法:お鍋、焼き(ソテー)
味  :★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

Monkfishモンクフィッシュ=アンコウです、冬になるとスーパーに並ぶようになりました。日本では買ったこともなかったのですが、下処理済みで調理が簡単そうだったので挑戦してみました。

おすすめ調理法は…もちろんお鍋!!下処理されてしまっているのであん肝は手に入りませんでしたが、お味噌であんこう鍋にしました。

monkfish

アンコウを調理してみた詳細のレポートはこちらの記事をご覧ください。お鍋もおいしいですが、スーパーの店員さんには「焼くとロブスターみたいな食感なんだよ✨」と言われ、ソテーにも挑戦しています。ちょっと変わり種を食べたくなった時、旬の冬におすすめの魚です。

レッドスナッパー

redsnapper

和訳 :フエダイ
お値段:$34.99
調理法:焼き(火を通し過ぎないように!)
味  :★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

Red Snapperレッドスナッパー=フエダイです。見た目は赤くてキンメダイに似ていますが、日本の真鯛とは異なります。真鯛かと思って購入すると悲しい気持ちになるので要注意です。(※ただし、調理法によってはとってもおいしくなることがわかりました!)

red snapper

こちらは香草焼きにしてみた写真です。どんな魚かわからなかったのでまずは焼いてみました。レッドスナッパーに塩・胡椒を振り、オリーブオイルで焼いたところ身がブリンブリン(笑)になって、皮が割れてしまいました。焼くと身が締まって固くなり、味はかなり淡泊で全然魚の味がしないくらいです…、いまいちでした💧

ところが、フロリダのキーウェストのレストランで食べたレッドスナッパーがとてもおいしかったんです。焼く場合はおそらく小麦粉などをまぶし、火を通し過ぎないようにするのがよさそうです。ふわふわな白身とソースがよく合って大満足の一品でした。

レストランでレッドスナッパーを食べてみて、私の腕が悪いだけでお魚に非がなかったことが分かりました(笑)もう一度挑戦してみたいですがなんせ高いので、半年経った今もまだ手を出せずにいます…。

ゆき
ゆき

再び買うのはいつになるのか…

まとめ:まずはこのお魚から

この記事では、我が家が実際に購入したお魚・おすすめ調理法を紹介しました。何から挑戦しようか悩んだ時には、表で色をつけているお魚をまずは1ポンド買ってみてください!

1ポンドは大人2人分の1食+αくらいの量(一般的に)です。スーパーの店員さんに「(魚を指さして)1pound please」と言えば、ちょうど良い大きさの切り身を選んだり、カットしたりしてくれます。値札は1ポンドあたりで記載されていることが多いので、切り身を選ぶよりも重さを指定して購入するほうがお値段もわかりやすく安心ですよ。ぜひ挑戦してみてください!

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事がお役に立てれば幸いです☺

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