【ニューヨーク】移民の街の味!ギリシャ料理KELLARI おしゃれに魚介三昧

グルメ

こんにちは、アメリカのグンマーのゆきです!

2022年冬、夫の転勤のためアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。ニューヨークが東京だとしたら、地理・環境的にもここは群馬…。ということでブログではグンマーを名乗って、海外生活のあれこれをつづっています!

この記事ではニューヨーク在住のアメリカ人に教えてもらったギリシャ料理店KELLARIを紹介します。

ギリシャ移民とニューヨーク

※早くレストラン情報を見たい方はこちら

ニューヨークは様々な国の移民の方たちがいますが、ギリシャ系移民も一大勢力のひとつです。1900年以降、特に1960年代に経済的理由でギリシャ系移民が多くやってて、マンハッタン東側のイーストリバーを渡ったアストリアという地域に住みました。この地域は当時、ギリシャ移民街としてにぎわったそうです。(今はほかの国からの移民も多く住んでいます)。

ギリシャの経済情勢が改善してからは移民の流入が減ったうですが、現在でもニューヨーク市内には多くのギリシャ系レストランやフードトラックを見かけます。レストランに行くチャンスがない場合は、ギリシャ系フードトラックを試してみてください。

こちらは3rdアベニュー、51ストリートに出ているフードトラックです。おすすめはご飯もののPlatterか、サンドイッチPita。レタスやトマト、生玉ねぎなどのサラダと焼いたお肉(チキンがオススメ)に、ギリシャ料理でよく使われるヨーグルトソースをかけたものが定番です。Pitaはピタパンと呼ばれ、クレープとナンの間のような、もちもちしたギリシャの薄いパンです。

ゆう
ゆう

フードトラック巡りもNYの定番の楽しみ方だそうなので、候補に入れてみてください

KELLARI

KELLARI

概要

所在地19 West 44th St, New York, NY 10036
時間月~金:11時30分-22時30分
土曜日:11時30分-23時
日曜日:11時30分-21時
予約可能
HPhttps://www.zenelipizzeria.com/

5番街と6番街の間、44ストリートにあるお店です。観光客が多いエリアなので周囲は夜でもにぎわっています。アメリカのレストランアプリなどで見るとお店のランクはややお高め($$$)ですが、ドレスコードなどはそこまで気にしなくて大丈夫、ちょっとおしゃれなカジュアルレストランという雰囲気です。

18時前に予約していったのですがほぼ満席で、お客さんが次から次へと入ってきます。予約サイトで見ると前日でも空席があったので、ここまで混んでいると思いませんでした💦家族のパーティー、デート、友人ディナーなど、大賑わいでした。

メニュー

ウェイターさんにギリシャの伝統料理とおすすめを教えてもらいました。青枠で囲っています。

ギリシャ料理は魚介が多く、お魚のマリネ、丸焼きなどが定番料理だそうです。お肉料理はラムチョップやひき肉を使ったムサカ(Moussaka、ひき肉とナスのグラタンのような料理)が有名です。味付けはオリーブオイルや塩・胡椒、ハーブを中心に、羊や山羊のミルクで作られたヨーグルトソースやフェタチーズもよく使われます。

わたしはムサカ大好きなのですが、このレストランはベジタリアン向けにお肉が入っていなかったので、今回は別の料理をメインにしました。ミートソースとナスとチーズがおいしい料理なので、いつか機会があれば食べてみてください。

お酒はギリシャワインをはじめ、たくさん種類がありました。もっと分厚いお酒用メニューも出してくれましたが、読むの大変&こだわりないので、リーズナブルなウェイターさんのオススメワインをグラスで頂きました(笑)

いざ実食

ごはん

こちらウェイターさんおすすめ、タコの前菜(Octopodi、$28.95)

アメリカに来て1か月、久しぶりにタコを見ました。オリーブオイルがたっぷりかかった焼きタコを、フムスと合わせて食べます。フムスはヒヨコ豆をつぶしてペースト状にし、ニンニク、オリーブオイル、レモン汁などで味付けしたディップソースです。ざらざらしたクリームのような感じです。

炭火の香りがしっかりあって、タコはぷりぷりでおいしい!というか大きい!!タコの足が大きくて太くて、元のタコはどれだけのサイズだったんだろうと思わずにはいられません。日本のタコよりも味はやや大ぶりなので、塩が利いたオリーブオイルやフムスを付けて食べてちょうど良かったです。

野菜のチップス(Kellari Chips、$23.95)。これもギリシャの伝統料理です。

薄くスライスされたナスとズッキーニのチップスで、ザジキ(tzatziki)というソースにディップして食べます。ザジキはキュウリや香草のヨーグルトソースで、さっくり揚げられた熱いチップスに冷たいソースがまたいい…✨カロリー恐ろしいなと思いつつも手が止まりません(笑)そしてこの野菜もまた大きい。

メインはスズキ(Sea bass)の丸焼き、Lavraki($45.95/1ポンドあたり)

「いうて焼き魚なのに高いなー( ;∀;)」と思いましたが、魚好きの夫の希望でメインはこちらに。ふっくら焼かれたスズキが、やっぱりオリーブオイル、塩コショウ、そしてケッパーや香草で味付けされています。高いですがおいしかったです!ちゃんと魚の旨味がある!!身はふんわりほろほろ!!!

付け合わせはポテト(Patates fournou、$11.95)。レモンに浸してグリルしたポテトで、さわやかなほくほくポテトです。アメリカに来て主食・主菜がポテトになりつつあります(パンも出ました)。

デザート

デザートメニューはこちら。

ギリシャの伝統デザートに共通していると思うのですが、とにかく甘い、です。どのデザートも鼻血が出そうになるくらい甘味ががつーーーーんときます。ギリシャのスイーツはめちゃくちゃ甘いことを知っていたので、私たちはKormos($12.00)を2人で1皿食べました。

チョコレートのしっとり固めなケーキです。間にビスコッティのようなクッキーが入っています。甘いですが2人でちょうど食べきれるくらいでおいしかったです。甘いですが。ベリーに救われました(笑)

ゆき
ゆき

ギリシャの本当の甘さを体験したい方はBaklavaバクラバがおすすめ。ハチミツなどの甘いシロップにたっぷり浸された、激甘伝統デザートです。

こちらギリシャコーヒー($5)。粉末状にしたコーヒー豆と砂糖を煮込んで抽出する、独特のコーヒーです。砂糖の量は3段階から選べました。コーヒーの粉がそのまま入っているので上澄みだけ飲みますが、粉っぽさを感じます。

コーヒーを飲み終わった後はカップを逆さまにし、カップの内側に残ったコーヒーの粉の模様で占いをするのがギリシャスタイルです(トルコも同じ文化があります)。前にやったことあるのですが模様を見つけるのが結構難しかったので、今回はやりませんでした。星座を見つけるような感じというのでしょうか…、結構想像力が必要な占いだと思います💦

まとめ

お会計

さてお会計は、チップ込みで$245.25でした。前菜2皿、魚料理+サイド1皿、デザート1皿に、ワイン4杯、コーヒー、紅茶でこの金額でした。夕食にレストランに行くと、すぐにこれくらいの金額になってしまいますね💦

1皿1皿ボリュームがあるので、前菜やサラダはシェアしている人が多かったです。デザートもかなり甘くて1人で食べるには結構きついのでシェアがおすすめです(笑)。

店舗まとめ

評価は★★☆(おいしかった!1度は行ってみるべし)。ギリシャ料理は素材の味を楽しむ料理が多く、日本人にも好まれやすい料理だと思いました(デザートは除く)。お店の雰囲気も素敵で、ちょっとおしゃれしてご飯に出かけたいときにはぴったりのお店だと思います✨ニューヨーカーに人気なのも納得。

このレストランを教えてくれたニューヨーカーおすすめ観光スポットがこちら。アメリカならではの博物館です。合わせてご覧ください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事がお役に立てれば幸いです☺

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