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【アメリカ生活】豚肉の部位 英語で何ていう?スーパーで買えるおすすめ部位一覧

日常生活
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こんにちは、豚バラが食べられなくなってきた、ゆきです!アメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻しています。

アメリカ生活を送る中でよくあるお悩み……スーパーにあるお肉の部位がさっぱりわからない!渡米当初は「”Boston Butt Roast”に”Belly”ってどこ…?塊で売ってると、見た目ほぼ同じで分からん…」と悩んでしまい、高いなぁと思いながらも結局は日本食スーパーの薄切り肉を買っていました。

そんな我が家でしたがミートスライサーを買ってからはアメリカのスーパーの塊肉に挑戦するようになり、「ここは日本でいう豚バラ肉」「これは角煮に最適」と知識と経験を積んできました✨今では料理に合わせてお肉の部位を選べる生活をしています。

そこでこの記事では、「炒め物においしい部位ってどこ?」「料理に合わせてお肉の部位を使い分けたい!」という方におすすめ、【豚肉編】部位の英語名称とおすすめ調理法を紹介します!(牛肉編はこちら)。

この記事でわかること

  • 【図で解説】豚肉の部位、日英対応表
  • 【写真で紹介】スーパーで買える豚肉の部位
  • 【我が家の経験】おすすめ調理法・料理

「ミートスライサー」という単語が気になった方、お目が高い!実は我が家がミートスライサーを購入した決定打は豚肉でした。日本食スーパーに冷凍の薄切り豚肉はありますが…高いのに臭くておいしくない!「これなら自分たちで塊肉買ってスライスしたほうが満足度上がるんじゃない?」という結論に至り、ミートスライサーの購入に踏み切りました。こちらの記事で詳しく紹介しているので、生活の質を上げたい方、ぜひご覧ください✨

豚肉

国によって部位の分け方が異なるようですが、アメリカで使われる豚肉の部位・名称がこちら。英語と日本語を対応させて、ざっくりとまとめてみました。

豚肉は牛肉ほど部位が細かくないので、まだ覚えやすく助かります。アメリカのスーパーにはしゃぶしゃぶに使えるくらいの薄切り肉はまぁありません。あってステーキ用、生姜焼きにするにはちょっと厚いかなというくらいのスライスです。我が家は塊肉を買ってきてはスライサーで薄くスライスし、しゃぶしゃぶや炒め物に使っています。

この厚さで”Thin Sliced”…

さっそくスーパーで買える豚肉の部位を、我が家のおすすめ度とともに紹介します!おすすめ度はおいしさ、お値段(コスパ)を考えて評価しました。また、参考価格として購入時のお値段も記載しています。お値段はスーパーや割引の有無によって大きく変わるのであくまで参考程度です。

豚肉はどこで買うかも気にかけてみてください。我が家の経験上、ちょっと安い豚肉は冷蔵・冷凍して時間が経つと、豚肉独特の臭みが出てくることが多かったです。朝つくった豚肉炒めを、お昼にレンチンして食べようとすると「ちょっと豚臭いかも…」ということがありました。今のところホールフーズの豚肉はどれもおいしかったので、ある程度質がよさそうなスーパーで買うのをお勧めします。

Boston Butt

これで4.14lb=1.9kg

部位:肩ロース(肩上部)
評価:★★★★★
おすすめ調理:焼き、茹で、煮る
おすすめ料理:炒め物全般、しゃぶしゃぶ
参考価格:$6.49/lb

肩の上部、頭の真後ろのお肉はBoston Buttボストンバットと呼ばれます。「ボストンって地名のボストン?」と思われた方、正解です!アメリカ植民地時代、東海岸(ニューイングランド地方)の人々はバットと呼ばれる特殊な樽に豚の切り身を保存していたそうです。豚肉の解体技術の発祥地ボストンと、樽(バット)の名残から、ボストンバットと名付けられました。

ボストンバットは肩の下部分(ショルダー、ピクニック)の筋肉ほど使われないため、肉質が柔らかく、筋も少なくて脂が多いんだそうです。かなりの万能部位で我が家の一押しです!薄切りにして炒め物やしゃぶしゃぶにしても良し、ちょっと厚く切ってポークステーキも良し、塊のままオーブンで焼くのもありです。

ゆうさん
ゆうさん

脂と赤身のバランスがよく、使いやすくておすすめです~

アメリカではBBQの三大料理の1つプルドポークにも使われる部位です。プルドポークとは、低温でじっくり火を通したお肉を細かくほぐし、ソースで和えた料理です。アメリカ南部(テネシー州、ノースカロライナ州など)の代表的なBBQ料理と言われています。甘辛タレにあえられたほろほろの豚肉をバンズに挟んで食べる…美味です✨BBQレストランに行かれた際は、ぜひプルドポークと我が家のおすすめブリスケット(牛)を試してみてください!(おすすめレストランはこちら

Shoulder(Picnic)

部位:肩
評価:★★★★☆
おすすめ調理:焼き(茹でも良し)
おすすめ料理:炒め物全般、しゃぶしゃぶ
参考価格:$4.49/lb

肩ロースの部分はそのままShoulderショルダーShoulder Butt Roastショルダーバットロースト、あるいはPicnicピクニックという名前で売られています。こちらも炒め物全般に使えますが、肩上部のボストンバットに比べるとちょっと赤身が増えるので火を入れ過ぎないこと、薄くスライスすることがポイントです。生姜焼きにも合います。

ゆき
ゆき

我が家は脂万歳派なので、ボストンバットがより満足度高かったです

Loin

部位:ロース
評価:★★★☆☆
おすすめ調理:焼き(茹でも良し)
おすすめ料理:生姜焼き、炒め物、しゃぶしゃぶ
参考価格:$4.99/lb

Loinロインは日本でいうロース、赤身主体の部位です。同じロースでも、肩ロース(ボストンバット)よりも脂が少ない部分だそうなので当然と言えば当然ですが、本当にあっさりとしています。脂が苦手と言う方や、ヘルシーさを求める方はLoinがいいかもしれません。

しゃぶしゃぶしてみました

おすすめ調理は焼きで、ちょっと厚めにスライスして生姜焼き、薄くスライスしたものは炒め物全般に使えます。しゃぶしゃぶにしてもおいしいです。赤身が多いので火を入れ過ぎると固くなりやすく、その点だけ要注意です。

Tenderloin

部位:ヒレ
評価:★★★☆☆
おすすめ調理:焼き、揚げ
おすすめ料理:ポークステーキ、豚カツ
参考価格:$2.99/lb

豚1頭あたり2%しかとれないというTenderloinテンダーロイン。豚肉の中で最もきめ細かく、赤身なのにとーっても柔らかい部分だそうです。周りにちょっと脂が入っている感はありますが、スライスしてみると基本赤身でした。

とはいえTenderloinは火を通しても固くはならず、さすがヒレだなぁという感じです。生姜焼きもおいしいですが、洋風のソースと合わせてポークステーキにしてもおしゃれで良い感じになります。脂があまり…と言う方はテンダーロインが良いかもしれません。牛のヒレはすごく高いですが、豚ヒレはそこまで高くはないので試しやすいと思います。

ゆき
ゆき

豚カツにしてもおいしいと思うのですが、面倒そうで未挑戦です💧

Ribs

部位:リブ
評価:★★★★☆
おすすめ調理:焼き(長時間)、煮る
おすすめ料理:BBQ、角煮
参考価格:$2.99/lb

バラよりちょっと上の、骨の周りにあるのがRibリブsです。スペアリブという単語は聞いたことがあったので、「ああ~あの骨付き肉かぁ」となんとなくイメージがつきました。特に背中側のお肉がBack Ribs、お腹側のお肉がSpare Ribsと呼ばれます。

アメリカでは定番のBBQ用お肉で、骨付きのままじっくり炭火で焼いてソースをつけて食べます。長時間焼いてほろほろにして食べるのもおいしいですし、我が家は角煮に使います!骨を外して、適当な大きさに切って煮込めばこれまたおいしい。バラ(ベリー)よりも脂が少ないのでギトギト感もなく、赤身と脂肪がちょうどよく層になっていておいしいです。

ゆうさん
ゆうさん

ちなみに日本では骨付き肉の需要が少ないので、現在スーパーにある物は輸入物が多いようです~

Belly

部位:バラ
評価:★★★☆☆
おすすめ調理:煮る
おすすめ料理:角煮
参考価格:$2.51/lb

豚のお腹のお肉Bellyベリーです。我が家は脂好きですがバラをがっつり食べられるほど胃が若くはないので(笑)、薄切り肉として使ったことはありません。専ら角煮をするときに買ってきます。

骨付きで売られていることが多く、ついでに皮もついたままの時もあります。どちらも手間ですが、包丁で簡単に外せますので大丈夫です。脂が多すぎるようであればちょっと削いで煮込めば、おいしい角煮になるので試してみてください。

ゆき
ゆき

角煮をする際、ベリーだとちょっと脂が多すぎるかも…という方はリブを使ってみてください!

Ham(加工品)

部位:もも(後ろ足)
評価:★★☆☆☆
おすすめ調理:焼き(温める程度)
おすすめ料理:ハム
参考価格:$2.99/lb

日本と同様、加工済みの状態で売られているのがもも部分Hamハムです。スライスハムがまず頭に浮かびますが、アメリカには塊ハムがあり、それをクリスマスに食べるのが定番だそうです。塊ハムの食べ方についてはこちらの記事でまとめているので興味がある方は合わせてご覧ください。

塊ハムは一般的に調理済みの状態で売られているので、冷たいままでも、オーブンで再度温めて食べてもおいしいです。生の状態から調理しようと思うと時間がかかるので(焼き時間は1ポンドあたり30分程度とか…)、試してみたい方は調理済みのハム(Cooked Ham)を買ってみてください!

ゆき
ゆき

おいしいのですが購入時は量に注意です!我が家は食べきれなかったハムが未だ冷凍庫にいます…

まとめ

この記事では、スーパーで買える、普段使いできる部位を中心に【豚肉編】部位の英語名称とおすすめ調理法を紹介しました。

「どこの部位を買ったらいいんだろう」「買い物に失敗したくない」という方、ぜひおすすめから試してみてください!我が家の食べたからこそ分かるリアルな感想・おすすめ調理法・使い方が、これからのお買い物の参考になれば幸いです。

ちなみに、我が家が使っているミートスライサーがこちら!使い方や使い勝手についてまとめた記事も合わせてご覧ください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事がお役に立てれば幸いです☺

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