こんにちは、アメリカのグンマーゆきです!2022年冬、夫の転勤でアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。
アメリカ東海岸の1大観光スポットと言えばナイアガラの滝。しかし滝を見ただけで帰ってしまってはもったいないんです!もう少し足を伸ばすとカナダの有名なワイナリーエリア「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」があり、そこではワインの試飲はもちろん、広大なブドウ畑を見ながらおしゃれご飯が楽しめます。
この記事ではワイナリーでおしゃれランチが叶う!CAMM-ROYAL Niagara Tapas Bar and Restaurantを紹介します!
ナイアガラ周辺の観光地を周る、おすすめ観光ルートはこちらの記事でまとめています。1日でナイアガラの滝とナイアガラ・オン・ザ・レイクを車で周りました。ナイアガラ周辺の旅行計画中の方向けに、我が家のタイムスケジュールが参考になれば幸いです!
STREWN WineryとCAMM-ROYALレストラン
住所 | 1339 Lakeshore Rd, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0 Canada |
時間 | 日~木:11時~20時 金・土:11時~21時 |
駐車場 | あり(広いので満車の心配不要) |
HP | https://www.cammroyal.com/ |
アメリカからカナダへ国境を越え、ナイアガラの滝から車で30分ほど北に進むと、オンタリオ湖を臨むナイアガラ・オン・ザ・レイクに到着します。この辺りはカナダ産ワインの一大産地で、大小様々なワイナリーがあることで有名です。
CAMM-ROYAL Niagara Tapas Bar and Restaurant(以下CAMM-ROYAL)はStrewn Wineryに併設されたレストランで、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの中心地から少し外れたところにあります。周囲にはブドウ畑と湖しかないような、かなり隠れ家的雰囲気のワイナリーでした。
ようやく半袖でも過ごせるくらい暖かくなってきた6月半ばのこの日、お天気にも恵まれました。雲一つない真っ青な空に延々と広がるブドウ畑、畑を切り開くようにまっすぐに続く道をドライブ…めちゃくちゃ気持ちいーーーー!!この景色を見るだけでもナイアガラ・オン・ザ・レイクまで足を伸ばしたかいがあります✨
カナダ産ワインと言えば、氷点下の気温で摘まれたブドウでつくるアイスワイン。希少価値が高いためお値段は張りますが、それだけでデザートになるようなとっても甘くておいしいワインです。
レストランの雰囲気
ワイナリーの入り口を入ると正面に大きなオリーブの木があり、左手にワインショップ、右手にレストランがあります。CAMM-ROYALはオリーブオイルとたくさんの種類のバルサミコ酢を扱っていることでも有名で、これも楽しみの一つでした。レストラン入り口ではバルサミコ酢の試飲ができるコーナーもありお土産に買って帰れます。これは後ほど。
室内、テラス席がありましたが、天気がいいので今日はもちろんテラス席へ!テラス席の目の前はきれいに整えられた芝生に色とりどりのバラの鉢植え、ブドウ畑が見えます。あぁ癒される…
メニュー
飲物メニューはこちら。ワイナリーなので白、赤、ロゼ、スパークリング当然揃っています。ウェイターさんが良い感じにフレンドリーで、ワインのことは全く分からない私ですがなんとなくの好みを伝えると、アドバイスして選んでくれました。
食べ物メニューはページ数が多く撮りきれなかったので、お店のホームぺージをご覧ください。ワインに合いそうなチーズ・生ハムの盛り合わせやタパス、メインはピザやパスタ、お肉・お魚料理があります。イタリアンのお店かと思っていたのですが、地中海料理やアジア系食材も使われていて多国籍な感じでした。ちなみにメニューに出てくるEVOOはエキストラバージンオリーブオイルのことです。
ワイン片手におしゃランチ
夫は運転があるので白ワイン私だけ頂きます~、はい、すいません~♪冷えた白ワイン、外で飲むとよりうまーー(´▽`*)
パンにつけるオリーブオイルとバルサミコ酢はもちろんCAMM-ROYALのもの。バルサミコ酢はたくさん種類があるので、ウェイターさんに好みを伝えてみてください。我が家はハラペーニョのバルサミコ酢を勧められたのですが「辛いの苦手なんだ」と言うと、マンゴーのバルサミコ酢を持ってきてくれました。
ここのオリーブオイルは結構緑が濃く、オリーブの香りと苦みをほのかに感じます。マンゴーのバルサミコ酢は本当にマンゴー!甘くはありませんが、香りでちゃんとマンゴーと分かります。バルサミコ酢を垂らすだけでこんなに印象が変わるんだなぁとびっくり。
前菜はウェイターさんおすすめCrab and Spinach Stuffed CAMMini Mushrooms(CA$18)。
これ好きでした✨蟹のほぐし身とほうれん草、クリームチーズをキノコに詰め、さらにチーズを上に乗っけて焼いています。上にかかっているCask 18というバルサミコ酢は、まず甘味がきて、後からちょっと酸味を感じるようなお酢でした。バルサミコ酢もいろんな種類があるんだな…。
チーズ好き、きのこ大好きな私にはどんぴしゃの一皿でしたが、夫にはちょっとチーズがくどかったそうで「ちょっとチーズくさい…」と言っていました。確かに、蟹はあまり感じられなかったかも。
私のメインはROASTED RATATOUILLE LASAGNA(CA$31)。こう見えてヘルシーラザニアでした。
チーズたっぷりで重そうに見えますが、下、全部野菜です。カボチャ、ズッキーニ、赤・黄ピーマン、おっきなトマト、キノコ、玉ねぎ…などなど、カラフルで大きな焼き野菜たちが重ねられていました。ひき肉は確かなかった。パスタもあったっけ…。野菜とチーズの重ね焼きを食べたような記憶です。
おいしかったですが、そんなヘルシーを求めていない私としては肉も入ってて欲しかったな…。もう1パンチ、旨味を求めてしまいました。
鮭好き夫のチョイスはやっぱりここでもPISTACHIO CRUSTED SEARED ATLANTIC SALMON(CA$39)。鮭がメニューにあると(大抵どこのお店でもある)必ず一皿は鮭になってしまう…。
7オンス(200g弱)の鮭、食べ応えがありました!大きくて、脂が乗っていて、おいしい!ピスタチオがトッピングされていて、その香りと食感が味変になってまた良かったです。
ご飯は細長くぱらぱらしていて(バスマティライスと言ってインドの香り高い米らしい)、ココナッツミルクで炊かれています。甘くて良い香りがして私は好きでしたが、普通が好きな夫はあまり好みではなかったようです。
鮭はおいしかったですよ~、やっぱり安定の旨さですな
この後はワイナリーツアーの予定もあったのでデザートはやめておきました。隣のテーブルのマダム3人組はサングリアをピッチャーで頼んでいて、それもおいしそうでした。果物がたくさん入っていてデザート代わりにいい…✨お姉さまたちは自転車でワイナリーを周っているようで、試飲しては自転車こいで、もうここが4軒目?と言っていました。この後ももう1軒行くそうで…、アルコール分解酵素すさまじいな。
お土産購入
レストランの入り口のカウンターではオリーブオイル、バルサミコ酢を販売しています。バルサミコ酢は多くの味が試飲できて、紙コップに気になるバルサミコ酢を垂らしてちょっとずつ飲んでいきます。お酢なので一気飲みは注意!むせます(笑)
バルサミコ酢は黒いモノとばかり思っていたのですが、ホワイトバルサミコ酢もあるんだと学びました。イチゴ、イチジク(fig)など想像できそうな味から、ココナッツ、チョコレート、カラメルなど、「それ混ぜたの⁉」と思うような香りまでたくさん種類があります。我が家はいろいろ試した結果こちらを購入しました!
CAMM-ROYALのオリーブオイルと、バルサミコ酢は意外にもおいしかったCucumber Melon。初めは恐る恐る試飲したのですがきゅうりの瓜っぽさは感じず、メロンが強いのかな?爽やかな甘さ。でも甘すぎないのでパンでもサラダでも合いそうと思いこちらに決定。
サラダに粗い塩と胡椒をふってオリーブオイルと酢を混ぜてかけると、それだけでおしゃれな一品完成です✨お値段合計$32.73(米ドル)でした。
まとめ
お会計
お会計はチップ前で$112.67(カナダドル)でした。1カナダドル=105円で計算すると、11,830円。本当に円安勘弁してくれ…。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクの中心地にあるワイナリーレストランよりも価格は抑えめですが、それでも結構お高めかな?と思います。一品のボリュームはありますが、サラダでCA$20超のお店でしたのでまぁまぁ高いね、という印象。とはいえ、今日は旅行!戻ったらまた自炊生活で頑張るということでこの日は楽しみました✨
店舗まとめ
評価は★★☆(おいしかった!1度は行くべし)。隠れ家レストランのような雰囲気も素敵で、テラス席で緑を眺めながらのんびりランチを楽しめました。一品一品いろどりがきれいで目にも楽しく、女性は絶対好きなお店なんじゃないかと思います✨バーガーやステーキとは違う、久しぶりにおしゃれな料理を食べたな、という気分(笑)
「ナイアガラ周辺はチェーン店やビュッフェスタイルのレストランが多く、これといってあまり惹かれない…」という場合は、ぜひナイアガラ・オン・ザ・レイクまで足を伸ばしてみてください。素敵な景色とレストランが密かにありますよ。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
コメント