こんにちは、アメリカのグンマーゆきです!2022年冬、夫の転勤でアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。
アメリカ東海岸の1大観光スポットといえばナイアガラの滝ですが、滝が有名過ぎるからこそ「滝以外の見どころは?」「せっかくナイアガラまで行くのに他に観光地はないのか…」と思う方もいるかもしれません。
そこでおすすめなのが、カナダのナイアガラ・オン・ザ・レイクまで行くナイアガラ周辺観光!ナイアガラ・オン・ザ・レイクは、凍ったブドウで作るとてもあまーいワイン「アイスワイン」の産地で、ワイナリー見学や試飲はもちろん、本場のアイスワインを購入できちゃいます!
この記事ではナイアガラ周辺の観光地を車で周る!おすすめルートをご紹介します。
この記事でわかること
- 我が家の観光ルート・おすすめ体験
- ナイアガラの滝
- 国境を車・徒歩で越えてみる!
- 周辺のアトラクション
- 歩いて周る絶景ポイント
- ナイアガラ・オン・ザ・レイク
- ワイナリーツアー
- ワイナリーでランチ
- ナイアガラの滝
ナイアガラの滝は超有名観光地ですので、季節が良い春から秋の週末は大抵混んでいます。うまく周らないと行列に巻き込まれ、時間をムダにしてしまうかもしれません。我が家の経験を踏まえ、効率が良い周り方・観光ルートをご紹介しますのでこれから観光予定の方の参考になれば幸いです!
おすすめ観光ルート・体験
行程表
我が家は1日でナイアガラの滝とカナダのナイアガラ・オン・ザ・レイクに行ってきました。行程表はこちら。
- 8:30ナイアガラの滝到着
すぐに車で国境越え、カナダへ入国車はカナダのクリフトン・ヒルに駐車(米$15程度)
- 9:00ナイアガラ・シティ・クルーズ
カナダ側でクルーズ船に乗船
- カナダ側で滝観光
- 11:00徒歩で国境越え、アメリカへ入国
レインボーブリッジ観光
※車はカナダの駐車場に置いたまま - 11:10アメリカ側で滝観光
- 12:40徒歩で国境越え、カナダへ入国
ここで初めて行列に巻き込まれ、入国審査に30分ほどかかる
- 13:30車でナイアガラ・オン・ザ・レイクへ
- 13:50ワイナリーでランチ
Strewn WineryのCAMM-ROYALレストラン
- 16:00ワイナリーツアーに参加
Peller Estatesワイナリーのツアー
アイスワインが収穫される氷点下10度を体感⁉ - 18:50カナダ観光
川の渦巻き、ワールプール
- 19:10車で国境越え、アメリカへ入国
ホテルへ
私たちはナイアガラの滝と合わせてナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーに行きたかったので、車で国境を越えカナダへ向かいました。しかし、「歩いて国境を越えるなんてなかなかできない…」という思いも捨てきれず、車と徒歩で国境を渡る国境2往復計画を立てました。
(常識の範囲内であれば)1日に何度も越境できます。我が家も特に何も言われませんでした。
我が家がナイアガラに行った6月は20時半頃まで明るく、季節も良くなり始めた頃だったのでナイアガラ周辺は大混雑、あちこち行列だらけでした。そんな中、事前の下調べが功を奏し、行列に巻き込まれたのはカナダへ入国する際の1回だけ、30分ほどの時間ロスですみました。次の章から詳しく紹介します!
なお、ライトアップと花火は見ていません。滝周辺から離れたところに宿泊する予定だったので、花火開始の22時までナイアガラに滞在することは諦めました…。夜景も楽しみたいという方は、アメリカ側からはカナダ滝がきれいに見えないため、午後にカナダを観光し、そのままカナダ側で花火とライトアップを見るのがおすすめです。
夕方以降、カナダへの入国審査渋滞が起こりやすいです。カナダに行かれる方は早めに移動してくださいね~
ナイアガラの滝
アメリカとカナダの国境にあるナイアガラの滝は、実は3つの滝で構成されています。よくナイアガラの滝として紹介されるのはカナダ滝で、その幅はアメリカ滝の約2倍の675m、9倍の水量が流れています。
3つの滝はどれも落差60m以下とあまり高くはありませんが(和歌山の那智の滝のほうがよっぽど落差があります)、滝幅と水量の豊かさで有名です。秒速32フィート=時速35キロで落ちる滝の迫力は圧倒的です。
ナイアガラの滝周辺散策
ナイアガラの滝はアメリカ側、カナダ側の両方から見ないと、全体を捉えることはできません!特にカナダ滝はアメリカの展望台の後ろ側にあるため、カナダ滝を正面から見たいならばカナダに渡るしかありません…。一方で、アメリカ側ではナイアガラ川の勢いや色を間近で見ることができ、これも見ないももったいないんです。
つまり、滝を満喫したいならばアメリカ⇔カナダの国境越えは必須!ナイアガラに来た人は、アメリカ、カナダを行き来して観光するのが定番ルートになっています。ナイアガラ周辺の散策記事、写真撮影ポイントにはついてはこちらの記事でまとめています。
これは外せない!体験すべし
アメリカ・カナダの国境超え
ナイアガラの滝観光の醍醐味といえば国境越え!ナイアガラの滝近くにあるレインボーブリッジはアメリカとカナダの国境の橋で、車でも徒歩でも行けますが我が家のおすすめは徒歩での国境越えです。橋から見えるナイアガラの滝の景色は圧巻ですし、橋の欄干には国境を示すプレートがあるなど、レインボーブリッジ自体に見どころ満載です。
要注意なのは出国・入国手続きがあることです!陸路だと実感わきづらいですが、国境を越えるので空港で行うような入国審査があります。入国審査に必要なもの・手続きの詳細、橋の通行料などこちらの記事でまとめています。我が家が車と徒歩で国境を越えた際の写真たっぷりで紹介しています。
アトラクション
ナイアガラの滝周辺にはアメリカ側、カナダ側それぞれアトラクションがたくさんあります。滞在日数1日の方は以下のアトラクションのうち、1つか2つ組み込むのがオススメです。
ド定番はナイアガラの滝に最接近できるクルーズ船!これはアメリカ(Maid ot the Mist)、カナダ(Niagara City Cruise)の両方から出ています。クルーズコースや乗船時間は全く一緒ですので、どちらの船に乗っても同じ体験ができます。ただし!我が家は、先に運航を始める船に朝イチで乗るのをおすすめします。詳しくはクルーズ船の体験談をまとめたこちらの記事をご覧ください。
「歩いて滝に近づきたい」と言う方は、アメリカの風の洞窟(Cave of the Wind)、カナダのJourney behind the wallsが人気です。風の洞窟はブライダルヴェール滝のすぐそばに設置されたトレイル・階段を降り、滝のふもとまで行けるアトラクションです。Journey behind the wallsはカナダ滝に近づけますが、滝の後ろに入る(behind)と言うよりはカナダ滝を真横から見る展望台に行くアトラクションです。どちらもびしょぬれ必至です(笑)
アメリカ、カナダ、それぞれのアトラクションの詳細はホームページをご覧ください。このほかにもナイアガラの滝周辺には水族館や遊園地、トレイルなど様々な施設があって1日楽しめます!
ワールプール
ナイアガラ・オン・ザ・レイクの帰り道、カナダのWhirlpoolに立ち寄りました。ここは滝の下流で、川が90度近く流れを変える場所です。川の水が周囲の地盤に一気にぶつかる際、周りを浸食しながら流れを変え渦巻きを発生させます。渦の最大の深さは38mもあるそうで、通常は反時計周りに渦巻いています。川の流れの激しさや、自然発生する渦巻きが見られる珍しいスポットで、ここも有名です。
このワールプールにあるアトラクションがワールプールエアロカー。ケーブルカーで渦巻きの真上を通り、対岸のアメリカ側まで行って帰ってくる約10分の乗り物です。写真で見るよりも乗り心地は安定しているそうですが、急な川の流れとその高さがスリルを味わわせてくれそうです…。
駐車場も目の前にあるので立ち寄りやすいスポットです。アトラクションに乗らなくても渦巻きは見えますよ~🌀
ナイアガラ・オン・ザ・レイク
ナイアガラ・オン・ザ・レイクはナイアガラの滝から車で30分程北上したところにあります。イギリスの治世時代には官邸が置かれた場所で、1840年代の英国風建築が現在も残る美しい街です。ワイナリーとしての顔も持ち、世界的に有名なアイスワインの産地でもあります。
初めて飲みましたがびっくりするほどおいしかったです。濃縮された果汁の甘さと酸味が程よく混ざって、これだけで大満足できるデザートでした~
ワイナリーツアー
延々と続くブドウ畑の緑を見ながらまっすぐな道を走る…最高のドライブが楽しめます!滝に負けず劣らずきれいな景色があるので、ぜひ合わせて行ってみて頂きたいです✨ぶらっとワイナリーを巡るのも楽しいですし、ワインの製造工程を見せてくれるツアーや、テイスティングツアーなどもあってとても楽しめると思います。お酒が好きな人は特に絶対(笑)
ランチ
ワイナリーでの食事もおすすめです。ナイアガラ周辺は一種のテーマパークなのでピザやバーガー、ビュッフェなどが多く、正直、食事であまり惹かれるものはありませんでした…。ナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーはレストランを併設している所も少なくなく、おしゃれでおいしいご飯が楽しめます。ご飯を食べに行くだけでも十分価値があるエリアでおすすめです✨
まとめ
この記事では車でナイアガラ周辺を周るおすすめ観光ルートを紹介しました。一覧はこちら。
ナイアガラの滝
- 国境越え:レインボーブリッジを渡ろう
- アトラクション:超定番クルーズ船
- 周辺散策:おすすめ写真スポット
ナイアガラ・オン・ザ・レイク
- 観光:ワイナリーツアーに参加する
- ランチ:ワイナリーおしゃれご飯
アトラクションは当日券も購入できますが、週末には混雑することが多いので予めオンラインでチケット購入しておくのがおすすめです。ナイアガラでどんなことがしたいのか、どこに行きたいのか、ざっくりで構わないので予定ルートを立てておくと無駄なく動けると思います!
ナイアガラの滝だけでも十分楽しめますが、せっかくここまで来たならばナイアガラ・オン・ザ・レイクにも足を伸ばしてみてください!わたしの一押しスポットです✨
ここまで読んで頂きありがとうございます。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
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