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【体験談】鼻から胃カメラ検査(鎮静剤なし)経験して学んだ苦しさを和らげるコツ

胃カメラ検査 日常生活
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こんにちは、グンマーOLゆきです。

いつの間にか年を重ね、健康診断の検診項目が増えたり、無料検診のお知らせが届くようになったりしていませんか?この記事では「今度初めての胃カメラ検査なんだよな・・」「胃カメラ検査、受けた方がいいんだろうけど、結局どんだけつらいの・・?」という方に向けて!

初めて胃カメラ検査を受けてみた体験談をご紹介します。

この記事でわかること
  • 【基本知識】内視鏡検査の種類
  • 【リアルな経験談】戦いの記録
  • 【コツ】検査がラクになるかも

昔に比べればラクになったという胃カメラ検査ですが…。私のリアルな経験をご紹介します。自分の体験を踏まえ、胃カメラ検査がちょっとラクになるかもしれないコツも書いておきます。

食事中の方、気持ち悪いのが嫌な方は閲覧避けてくださいね笑

なぜ検査を受けようと思ったのか

そもそも、内視鏡検査は何歳から受け始めるとよいのでしょうか?

1つの基準は40歳のようです。胃をはじめ大腸は、40歳を境に病気にかかる率が高まるというデータがあるそうです。そのため、内視鏡検査は40歳過ぎから受検が推奨され、市区町村で助成金などが出るようになるのもこの年からが多いようです。

ただ、家族に胃がんや大腸がんにかかった人がいたり、胃にピロリ菌がいることがわかっていたりする場合は40歳を待たずに30代から、しかも毎年!内視鏡検査を勧めるお医者さんもいらっしゃいました

私が内視鏡検査を受けようと思ったきっかけは職場の先輩のアドバイスでした。

先輩が30歳そこそこの頃、胃痛がきっかけで胃カメラ検査を受けたところ良性ポリープが見つかったそうです。その場でポリープを切除し、さらにピロリ菌も駆除したという成功体験を持つ先輩は、ことあるごとに

職場の先輩
職場の先輩

30過ぎたら受けた方がいいぞ~まじで

と言ってました。でもかなりしんどいと聞くし、勇気が出ないなぁ・・と思っていたのですが、結婚を機に人間ドックを受けよう!ということになり、夫と2人で一通り検査することにしました。

ちなみにですが夫は今回が初の人間ドック、恐れを知りません。胃カメラやらエコーやら、アレルギー検査などモリモリオプション付けた結果、2人で総額15万円超支払ってきました。あは、結構な出費( ;∀;)

検査の種類

経口・経鼻

検査方法は、口からカメラを入れる経口と、鼻からいれる経鼻があります。主なメリット・デメリットはこちら。

お医者さんのブログを拝見すると、経口カメラの画質や操作性が相対的に良いようで、より見落としなく検査ができるようです。また、ポリープなどが見つかった場合にその場ですぐ切除できることもあるようでした。ただ、やはりカメラがのどを通る時のツライ反射は避けられません・・

経鼻カメラは検査の精度という面では経口より劣るようですが、オエッという反射がおきないためツラさが軽減されます。ただ、人によっては鼻腔が狭く鼻血が出たり、痛い場合もあります。

鎮静剤の有無

静脈注射や点滴によって鎮静剤を投入し、眠った状態で胃カメラを受けられる病院もあります。ただし、鎮静剤を使った場合は検査後に病院で1時間程度休憩しなければいけなかったり、車や自転車の運転、高所での作業はNGだったりと、制約があります。

鎮静剤を使って胃カメラを受けたことがある母によると、「検査中は記憶がないが、その後がしんどかった」と言っていました。検査中は眠っている状態だったため何も苦しくなかったそうですが、病院から帰ってきた後も鎮静剤の副作用で頭痛と吐き気が収まらず、1日ベッドで寝てたそうです。

私たちが選んだ病院は、経口・経鼻を選べましたが、鎮静剤の取り扱いがありませんでした。予約時に口からと鼻からどちらがおすすめか聞いたところ、

人によりますが、鼻から受けた方が楽というかたが多いですかね~

という話だったので、経鼻検査を予約しました。病院によって検査方法、鎮静剤の有無が変わるので、検診前にどのような方法で検査ができるのか確認するのをお勧めします。

検査日当日

前半 検査室前まで

まず前日ですが、夜21時以降は食事禁止です。翌朝もコップ1杯程度の水・白湯はOKですが、検診2時間前は水も禁止です。胃カメラの検診だけは時間が事前に予約されていたので、その時間を意識して水分調整しました。

待合室で順番を待っていると、いつの間にか胃カメラを終えた夫が戻ってきました。

ゆうさん
ゆうさん

思ったよりいけたわ~

とすべてを終えて晴れやかな顔。「どちらの鼻の穴の通りがいいか聞かれるから、選んどくといいよ」と言われ、左右でそんな違いある!?と思ったのですがとりあえず確認。待合室で左右の鼻の穴の通りをふがふが確認していたら、ついに呼ばれました・・

看護師さん
看護師さん

どちらの鼻の方が通りやすいとかあります~?詰まりやすいとか

ゆき
ゆき

み、右のほうが通る気がします…

「はーい」と言われ、注射器でゼリーのようなものをたっぷり鼻に注入されます。これは皮膚から吸収されるタイプの鎮静剤だそうで、多少鼻の痛みを和らげてくれるものだそうです。

鎮静剤を入れてもらった後、鼻を慣らすためゴムチューブみたいなものを入れるのですが…「ん?あれ~入らないね~。なんかぶつかるわぁ。左いってみよう!」と言われ、鎮静剤ゼリーを左の鼻の穴にも注入されました。両方の鼻の穴からゼリーをあふれさせて寝ている私(笑)

結局左の鼻もチューブは入らず、お医者さんがカメラで鼻の様子を見て、鼻の穴の中で通りやすいところを探してくれることになりました。

看護師さん
看護師さん

それでもだめなら口からになりま~~~す

二度聞きしたくなるようなセリフを明るく言って、看護師さんは部屋を出ていきました。 チューブ管すら入らなかった…すでに鼻痛い…。もう口からのほうが楽なんじゃ…でもみんな口はやばいって言ってた… とぐるぐる思いを巡らせながら待っていました。

後半 検査室にて

涙目&う~とうめきながら検査室に入りました。怖くて黙っていられません(笑)

体の左側を下にして検査台に寝るよう言われ横たわると、目線の先にはモニターがあります。私にも見える位置にセットされていました。「じゃ見てみるね~」 とお医者さんがカメラを手にして立っています。

胃カメラ 内視鏡検査

「昔に比べればカメラは小さく、細くなり、かなり楽になりました!」とブログや口コミでみました。 あるお医者さんがブログで太さを比較してくれていました(気になる方はこちら)。それによると経鼻用のカメラは綿棒の先と同じくらいの太さだそうです。

・・・・・が、ぜんぜん太いじゃーーーーーん( ;∀;) 私の心のツッコミは届くはずもなく、鼻にカメラが入れられます。カメラが左右の鼻をいったりきたり。カメラが通れる道を探してもらいます。

お医者さん
お医者さん

あぁ鼻狭そうだね~。なんかチューブ管でもう傷ついているみたいだし。ここが通常のルートなんだけどここは無理そうだなぁ…。だめなら口から検査するね

さらりと言われ、頑張れ私の鼻の穴!!!とモニター見ながら念じました。効果あるのかわかりませんがとりあえず体の力を抜くよう心がけてみます。すると「お、いけたいけた~」 とお医者さんの声が。カメラを外そうと無意識に右手が動いていたみたいで、「何か右手動いているよ~、大丈夫、大丈夫(笑)」と看護師さんに言われ、背中さすさすしてくれました。

鼻は通ったのですがのどもきつかったです。カメラがのどを通るのに合わせ飲み込む動作をするよう言われますが、えづきが止まりません。胃は空っぽなので何も出てきませんが「ぅおえっ、おえっ」と勝手に体が動きます。 先生即座にあきらめ「あ、もうこっちでやるから大丈夫~」と言い、どんどんカメラを降ろしてくれました。

不思議な感覚でした。口やのどにものが触れる感覚はないのに、胃はどんどん膨らむ感じです。げっぷがでそうででない胃のふくらみを感じます。目をつぶると辛い(自分の体に感覚が集中するから)と事前にお医者さんのブログで読んだので、モニターを見るようにしていました。 知らぬ間に涙はあふれ、鼻からはゼリーがたれ、口はよだれであふれ…もうぐちゃぐちゃでした(汚くてすみません)。深い呼吸をするとえづいてしまいそうになるので、モニターを見てはっ、はっと浅く息していました。

お医者さん
お医者さん

胃炎がちょっとあるけど、これは大丈夫~。ピロリ菌もいなそうだし異常ありません

カメラが入ってる時間はおそらく3分程度。薄ピンクからピンクに近い、豚トロみたいな色の部分がモニターに映ります。ここはどこだろう、さっぱりわからん…と思って見てました。判断してくれるお医者さんはやっぱりすごいです。

鼻の穴が傷つき出血していたため、カメラを引き抜くのにもまた時間がかかりました。ようやく鼻からカメラが出てきて私の初めての胃カメラ検査は無事終わり、「お騒がせしました」と退出しました。両方の鼻から鼻血が出ていたため、看護師さんがおっきなティッシュ栓つめてくれました。小学校以来かしら、マスクをする時代でよかったです(笑)。

髪はぐちゃあっ、顔には涙の跡、マスクの下の鼻はティッシュ栓で膨らませ待合室に戻りました。 待合室では夫がスマホいじって座っていて、彼を見るなり涙と笑いがこみ上げてきました。半分興奮状態です、検査後は血圧もちゃんと上がってました(笑)。戦いを終えて決めました、毎年は無理。

まとめ:辛さを軽減させるコツ

鼻から胃カメラ検査を経験して学んだことはこちら。

  • 鼻に入れてもらった鎮静剤ゼリーは飲み込む
  • モニターやどこか遠くを見て、力を抜くよう心掛ける
  • 口によだれがあふれたら垂れ流す

鼻に入れてもらった鎮静剤ゼリーがのどに垂れてきたら、のどに張り付けるように飲み込んでみてください。ぴりぴりとした感覚が少しずつ広がってのどにも鎮静剤がいきわたり、カメラが通るときちょーーーーっと楽になる気がします。

検査中は呼吸に意識を向けるとのどの違和感を強く感じ、えづいてしまいました。また、目をつぶると自分の体の感覚に集中してしまい辛さを感じやすくなるそうなので、遠くを見てぼーっとするのがおすすめです。

最後に、検査中はよだれがあふれてきますが無理に飲んだり、どうにかしようとしたりすると咳き込んだりえづきそうになったため、液体は垂れ流すことをお勧めします(笑)

私の体験談を聞いて職場の姉さまは「私はバリウムでいいやーー(笑)」って言ってました。私の涙と笑いの体験レポが、これから戦いを控えている方の参考になれば幸いです!…でも次回は、鎮静剤ありの検査にしようかなぁと思っています。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

お役に立てれば幸いです☺

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