こんにちは、夏はやっぱりビールでしょ（とはいえ春も秋も冬も）、ゆきです！アメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻してます。
アメリカ東海岸で人気のリゾート地と言えばナンタケット島。かつて捕鯨で栄えたボストンの東の海に浮かぶ島で、小説『白鯨』の舞台としても有名です。そんな趣ある離島にあるのがCisco Brewers！
この記事では、離島ビールが楽しめるシスコ・ブルワリーを紹介します。ビールの種類も豊富で、一つ一つ個性が違うので味はもちろんのこと、クジラや砂浜、人魚など海モチーフのラベルがかわいいビールであふれています。お酒好きならぜひ出かけてみてください。
地元アメリカ人に人気の避暑地、ナンタケット島の観光についてはこちらの記事でまとめています。有名な灯台やブルワリーを中心に１日で観光できるルートを紹介しています。夏のバカンスにぴったりですよ！
Cisco Brewers
概要
| 住所 | 5 Bartlett Farm Rd, Nantucket, MA 02554 |
| 時間 | 月～土：11時～19時 日曜日：12時～18時 |
| ホームページ | https://www.ciscobrewers.com/ |
８月にナンタケット島を日帰り旅行で訪れた我が家。どこに行こうかとGoogle Mapでいろいろ調べていたらブルワリーを発見。離島のビール醸造所！リゾート地でビール！！はい、絶対外せない！！！ということで、フェリー乗り場などがある街の中心からちょっと距離があるのですが足を延ばしてみました。
アクセス
市内バス
ナンタケットの公共交通機関はthe WAVEというバス。街の中心から島の東西端まで広く運行しており、運賃はルートによって変わりますが$２～３で移動できちゃいます。ホームページを確認すると2024年４月～９月末までは無料で運行しているようなのでかなり便利な移動手段です（2024年6月現在）。
乗車券はバス内の券売機で購入できますが、コイン、$１，$５，$10、$20の現金払いでおつりは出ないので要注意。運転手さんに両替をお願いすることもできませんので小額紙幣を用意しておくことをおすすめします。
多くのバスは街の南のGreenhound Bus Stopが始発で、ロータリーにはたくさんバスが止まっています。ここにはthe WAVEのカウンターもありバスのルートマップをもらえます。街の中心地からシスコ・ブルワリーまでは茶色のMiacomet Roopに乗り約30分。我が家は時間もあったのでのんびりバス旅することにしました。
ウーバーなら街中から10分程度なので、時間優先の場合はこれが一番便利です～
無料送迎バン
シスコ・ブルワリーに着いてから知ったのですが、街中からブルワリー正面まで送ってくれる無料の送迎バンもありました。
約20分ごとに街中とブルワリーを往復していて、これに乗れたら一番便利＆コスパが良い手段です。しかし1度に10人程度しか乗れないので混んでいる時は何台も見送ることになります。我が家はブルワリーからの帰りにバンに乗ったのですが街中に戻るお客さんで大行列で、バンを２回は見送りました。
ブルワリーの周りはウーバーもなかなか走っておらず、大人しくバンを待ちました
シスコ・ブルワリーへ
バスを降り歩くこと15分、ブルワリーの周りはこんな景色。
周りは車道と野原しかありません。周辺にトレイルもあるので時間があったらちょっと森を散策するのも良いですが…、特に何か見どころがあるわけではありません(笑)森林浴ができます。
車道と野原しか周りにない景色を抜けると、見えてきましたシスコ・ブルワーズ！1995年創業の、ナンタケット島に醸造所を置くご当地ブルワリー。入り口で年齢確認をして入場用のリストバンドをつけてもらいます。中に入ると、みんな飲んでる、飲んでる～♪
テント下のテーブル席はほぼ満席。空いたと思ったらすぐ席が埋まってしまい、そしてみんなゆっくりがっつり飲み始めるのでなかなか座れません。ブルワリーの奥にはステージがあり、バンドの生演奏を聴きながらビールを楽しめます。さっそく我が家もビールを購入！
注文はバーカウンターで、本日のビールラインナップは奥の壁にかかっています。ここでは瓶ビールのセットも購入できるので気になったビールがあればお土産に買って帰れます。同じニューイングランド在住とはいえ、我が家の近所ではなかなかシスコ・ブルワーズのビールを見ません。せっかくなのでお土産に６瓶入り×２種類を買って帰りました…が重かったです💧
ブルワリー内にフードトラックがあるのでおつまみはここで調達できます。フレンチフライ、ホットドッグ、サンドイッチなど定番メニューに加え、ロブスターロール、クラムチャウダーなどニューイングランド名物を売っているので小腹がすいた時にもぴったり。中でもNantucket Bay Scallop Roll（$28）の文字に惹かれてしまった魚好き夫。ナンタケットで獲れたホタテなら食べてみたい…！ということで買ってみました。
ホタテフライに柔らかめバゲットの盛り合わせ、これで$28…円換算はしないぞ( ；∀；)ホタテは小さく、一口で食べられる大きさです。柔らかくて、なんとなく魚の練り物に近いような食感。ホタテ自体の味は薄目ですが、衣のちょっとピリ辛スパイスとあっておいしい。ビールがじゃんじゃん進んでしまいます。
ちなみにテーブルにしているのはビール樽。テーブル席はなかなか空きませんがビール樽がいくつも外に置かれているので、皆それをテーブル代わりに立って飲んでいました。いつの間にか青空が出てきて、もうこれは外ビール日和！ジャズの生演奏とにぎやかな声を聴きながら気分はほろ酔い、最高でした✨
醸造所の中を周るツアーもやっています。当日参加可能なので興味がある方はアナウンスに耳を傾けてみてください～
まとめ
この記事では離島ビール！ナンタケット島のシスコ・ブルワーズを紹介しました。
- 爽やかビール・青空・生演奏が待つ明るいブルワリー
- 海モチーフのラベルが素敵なビールでお土産にも◎
- 街中から少し外れるものの移動は簡単
バカンスを楽しむ人で大にぎわいのシスコ・ブルワリー。ナンタケット島にちなんで、クジラやナンタケット島の愛称グレイ・レディなんて名付けられたビールが並ぶ、明るいブルワリーでした。
シスコ・ブルワリーのビールはナンタケット島のほかマサチューセッツ州で展開しているようですが、我が家の近所ではなかなか見ないビールなので、珍しくてつい飲みすぎ＆買いすぎてしまいました。ラベルもかわいくてお土産にも最適。ご当地モノを楽しめるおすすめブルワリーです！
ここまで読んで頂きありがとうございます。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
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