こんにちは、最●端ってテンションあがる、ゆきです!アメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻してます。
アメリカにきてからずっと気になっていたボストンの東側にある力こぶのような島…ケープコッド半島。こういう変わった形の地形や湖・離島が大好きな我が家は、いつかドライブに行こうと決めていました。
地形に惹かれた我が家ですが実はこの半島、アメリカ人が憧れる東海岸の旅行地だったんです!あの、ケネディ大統領の別荘があったり、歴代大統領や映画俳優が避暑に訪れたりと、夏は多くのアメリカ人がバカンスにやってくる高級リゾート地なんだとか。この記事では、「地元民に交じってバカンスを楽しんでみたい」、「半島の先端ってやっぱり気になるよね」という我が家と同様の嗜好を持つ方(笑)に向けて、ケープコッド半島ドライブ旅を紹介します!
この記事でわかること
- 【アクセス・ルート】外せない観光スポット
- 【先端の街】プロビンスタウンの歩き方
- 【ポテチ好きなら重要】ノーセット灯台
- 【グルメ】軽食・おしゃれレストランまで
ケープコッド半島とは
Cape Codはボストンから車で1時間、マサチューセッツ州の東にある力こぶ型の半島です。この周辺ではタラ(コッド)が良くとれたことから、タラの岬(ケープコッド)と名付けられたそうです。半島はボストンがある大陸とケープコッド運河で隔たれていて、同じマサチューセッツ州ですが地形的には完全に独立しています。
ケープコッド半島の西端の街サンドイッチから、半島の先端のプロビンスタウンまでは車で1時間ちょっとのため、行こうと思えば1日で行けちゃう距離です。が、マリンアクティビティを適度に楽しみつつ、海に囲まれた静かな街でのんびり過ごすのがアメリカ人的バカンス。我が家は3泊4日のドライブ旅をしてきました…これでもアメリカ人的には慌ただしいと思いますが(笑)
プロビンスタウン
概要:アメリカ始まりの地
ケープコッド半島に来たなら目指したいのが先端の街Provincetown、通称ピータウン(P-town)。プロビンスタウンは芸術家やヒッピーが多く移り住んだ歴史から自由な雰囲気があり、1970年代にはゲイの人々が多く集まったことからゲイ・タウンとも呼ばれました。
今ではLGBTQコミュニティにフレンドリーな街として多くの人が集まるリゾート地ですが、この街はアメリカの始まりの地とも言われています。イギリス王の権力が強大だった時代、信仰の自由を求めた人々は1620年、メイフラワー号に乗って新天地アメリカを目指しました。東海岸に漂着した彼らはこの地に定住し、アメリカ開拓の礎となっていきます。
メイフラワー号に乗った102人はピルグリム・ファーザーズと呼ばれています~
学生時代、歴史の授業で「ピルグリム・ファーザーズはプリマスに上陸した」と習った記憶がありますが、実は船が一番初めに漂着したのはプロビンスタウンだったそうです。ピルグリム・ファーザーズはここで厳しい東海岸の冬を越した後、対岸のプリマスに渡り入植を始めました。
プロビンスタウンが本当に初めの到着地だったことをここに来て初めて知った我が家ですが、地元の方の話によると、アメリカ人でも「プリマスが漂着地」と思っている人が多いようです(笑)
プロビンスタウンは「ファーザーズ・ランド」と地元の人が誇らしく教えてくれました
そんな歴史と海に囲まれた小さな街プロビンスタウン。ホエールウォッチングやカヤックなどのアクティビティも楽しめます。徒歩で散策できる規模で避暑にちょうどよいリゾート地ですが、夏はやはりとっても人気が高いです。
街中にホテルはありますがバカンスシーズンはむちゃくちゃ高い、そして空いていない可能性大です!プロビンスタウンに宿泊したいという方は、本当に早めに計画してください。4月に夏バカンスを考え始めた我が家はすでに出遅れ組で、あまりの値段にプロビンスタウンに泊まることは諦めました…。
アクセス
車で行く
ボストンからプロビンスタウンまでは車で2時間。ケープコッド運河にかかる橋を渡り半島へ上陸です!ケープコッド半島も道路は整備されていますが基本対面通行のため、サンドイッチ、バーンスタブル、ハイアニスなどの街に入る周辺は時間帯や時期によっては渋滞する箇所もあります。
プロビンスタウンについたら車は停めてしまうのがおすすめです!街の中心のCommercial Streetは道が細く、時間帯によっては歩行者がごった返します。対面通行ですが車2台が行きかう程の幅はないので、対向車が来たら止まり、路駐している車があれば避け、横断する人がいれば止まり…とまぁスムーズには進めません💦
コマーシャルストリートの周辺にいくつか駐車場があります。我が家のおすすめはJohnson St. Parking Lot。1時間$2(確か)で安く、歩いてすぐに街の中心にアクセスできて便利です。30台超スペースがありますが、我が家が出かけた8月には朝9時半の段階で空きは残り1台。なんとか最後の1台に滑り込み駐車できました💦
ここがダメでも街の中心にMacMillian Pier Parking Lot(1時間$4)という大きな駐車場があるのでこちらも試してみてください。とはいえ、やはり夏の時期はとても混んでいるのでなるべく早く到着するに越したことはありません。駐車場の詳細情報はこちら。
フェリーで行く
5月から秋、冬の初めまでボストンから定期フェリーが出ています。運行会社はBay State CruisesとBoston Harbor Cruisesの2社で、どちらも片道90分のフェリー旅です。往復チケットは大人1人$100程度からですが、フェリーの移動も旅行の一部と思えばアリな移動手段だと思います。運行期間や料金はクルーズ会社で異なるので各サイトを要確認です。
車やバイクなどエンジンがついた乗り物の輸送はできませんが自転車は持ち込みOK。プロビンスタウンの中心を周るだけならば徒歩で十分ですし、車が無くても不便なことはないと思います。
我が家はケープコッド半島をぐるっと観光したかったので車で行きましたが、プロビンスタウンのみ観光予定の方はクルーズも楽しいと思います
飛行機で行く
プロビンスタウンには小さな空港もあり、ボストンから飛行機で飛ぶことも可能です。Cape AirとJet Blueが飛んでいて30分でプロビンスタウンに行けちゃいます…が、往復で1人$200はかかりそうです。小型機で遊覧飛行していると思えるなら、ありなルートでしょうか⁉
観光スポット・モデルルート
我が家はこんなルートで観光しました。
- 10時コマーシャルストリート
ケープコッド半島の先端に向かって散歩
- 10時40分ピルグリム・ファーザーズ漂着の砂浜
- 12時ホエール・ウォッチング
- 15時コマーシャルストリート
お土産を見たり、カフェでまったり
- 17時夕食
レストラン:The Mew
- 19時車でレース・ポイント・ビーチへ
海に沈む夕日をめがけて行くも曇天
コマーシャルストリート
プロビンスタウンの中心通りがCommercial Street。雑貨屋さんやアトリエ、カフェやレストランが立ち並ぶにぎやかな通りです。LGBTQフレンドリーの街らしくレインボーをはじめ、様々なコミュニティのシンボルがいたるところにかかっています。
恥ずかしながら初めて見るデザインの旗ばかりで驚きました
こんなにフラッグのデザインがあるんですね~
自由な街だからなのか、外観がおしゃれなお店だな~と思ったら大麻販売店だった!なんて発見もあります。わーおと思う格好をしたマネキンや、わーおと思うおもちゃを売っているお店もあります(笑)ぶらぶら歩くのが楽しい通りです。
トイレに行きたくなったらプロビンスタウンの市庁舎へ。こじんまりとしたかわいい市庁舎で、観光客も中に入れます。市庁舎の前にはベンチもあるので、天気が良い日はここで休憩するのも気持ちよさそうです。
ピルグリムズ・ファースト・ランディング・パーク
市庁舎から徒歩30分とちょっと距離がありますが、街の先端にも足を延ばしてみてください。イギリスから初めてアメリカにやってきた人々、ピルグリム・ファーザーズが上陸した地が記念公園になっています。地図で見るとここ。
駐車場もあるのでここまで車でくることも可能です。強風で荒れ狂う海を見ていると、イギリスから何か月もかけて海を渡ってきた人々は、一体どんな気持ちでこの陸地を目にしたんだろうか…と想像せずにはいられません。
写真の奥に見える、海に浮かぶ石のブロックをずーーーっと進めば、ケープコッド半島の本当の先端ロング・ポイント・ビーチと灯台に行けます。果敢に挑戦していく人もいましたが、我が家は時間がなかったのと波が結構高く怖かったのでここで断念。
石のブロックを挟んで外海は荒波ですが、内海は干潟っぽくなっていてカヤックツアーを楽しんでいる人たちがいました。
ピルグリム・ファーザーズに思いを馳せる一方で、ファーザーズの記念碑の足元に「プロビンスタウンは過去と現在のワンパノアグ族を認める。…過去の過ちは取り返せないが…よりよい未来に向け努力する責任と機会がある」との文字が。
もともとこの地域にはネイティブ・アメリカンのワンパノアグ族が住んでいました。プリマスに入植したピルグリム・ファーザーズたちが寒さと飢えで苦しむ姿を見て、彼らは農業や漁業を教えたり、土地を譲渡したりと当初友好的な関係を築いていたそうです。ワンパノアグ族の助力で生き延びたファーザーズは豊作となった翌年の秋、一族を招待して神の恵みに感謝する宴を開いたそうです。これが感謝祭(サンクス・ギビングデー)のはじまりとされています。
しかし時が経つにつれて土地をめぐる争いや、入植者がワンパノアグ族を殺害したり奴隷として売り飛ばしたりという裏切り行為があり、両者間で戦争が起こりました。ピルグリム・ファーザーズ到着時には5,000人いたといわれるワンパノアグ族ですが、この戦いの後400人に激減したともいわれています。アメリカ始まりの地には、戦いと虐殺の記憶をとどめる言葉もありました。
ピルグリム・モニュメント、博物館
住所 | 1 High Pole Hill Rd, Provincetown, MA 02657 |
営業時間 | 10時~17時(最終入場16時) ※冬季休業のため詳細はHPを確認 |
入場料 | 大人:$20.94 65歳以上:$16.75 13ー17歳:$16.75 4ー12歳:$9.42 ※午前・午後の1日チケットは$30 |
ホームページ | https://www.pilgrim-monument.org/ |
市庁舎のワンブロック北に、高さ77m(252ft)の塔がそびえたっています。この塔はメイフラワー号がプロビンスタウンに上陸したことを讃える記念碑ピルグリム・モニュメントです。塔の内部は階段とスロープで登ることができます。塔自体は大した高さがありませんが海抜106m(350ft)の高台に建っているため眺めがよく、街と海を一望できるそうです。塔のふもとの博物館ではプロビンスタウンの街の歴史にかかわるものが展示されているようです。
我が家が到着したのは16時10分、最終入場にあと10分間に合いませんでした…。興味がある方はお早めに!
レース・ポイント・ビーチ
プロビンスタウンと反対側の海に面しているビーチがレース・ポイント・ビーチ。街からは車で10分とまぁまぁ距離があるので、移動手段がある方は足を延ばしてみてください。このビーチは西に面しているので天気が良ければ海に沈む夕日を見ることができます。
監視員さんもいるので海水浴も楽しめますが、8月でも水温17度しかないので間違いなく寒い…さすが北の海。また、レース・ポイント・ビーチはアザラシを追いかけてサメもやってきます。砂浜には離岸流やサメに注意なんて看板もあり、すべては自己責任です。我が家はちょっと海に触ってその冷たさを確認し(笑)、泳がずに海辺をぶらぶら散歩しました。
この日はあいにくの曇り空。晴れ間がでている時間もあったので、もしかしたら夕日が見られるかも…!と思ったのですが、こればっかりはしょうがない。ニューイングランド地方の天気は変わりやすいとはよく聞いたものです。
作家のマーク・トウェインの言葉で「If you don’t like the weather in New England, wait a minute」なんて言葉もあります~
夕日は残念でしたがラッキーなことにアザラシを見つけました!海をぼーっと見ていたら、波間からひょこひょこ顔を出して遊ぶアザラシ3頭組を見かけました。写真では全く伝わりませんが💦、かなり波打ち際を泳いでいたので肉眼ではしっかりその姿を見ることができました。
レース・ポイント・ビーチの先端にも灯台があります。しかしこの灯台まで砂浜を歩いていくのもまた結構大変です。我が家は遠くに眺めるだけにとどめておきました。
ご飯やカフェ
プロビンスタウンに来たならばシーフードは外せません!ロブスターロールやクラムチャウダーなどの軽食から、海が見えるレストランやちょっとおしゃれなバーレストランまで様々なランクのお店があります。おしゃれなレストランでのご飯を考えている方、7月~8月は街全体が混んでいるため早めの予約がおすすめです!
カフェも多く、こじんまりとしたお店がひっそり道沿いに立っています。雑貨屋さんかな?と思うようなおしゃれな外観だったり、ラテアートが楽しめるカフェだったり、素敵なお店を見つけると混雑する街の中で隠れ家を見つけたような気分になります。ゆっくり歩いて探検するのも楽しい街です。
軽食シーフード
軽食におすすめなのはこちら、Lobster Pot。本店の他、テイクアウト専用のLobster Pot Expressというお店もあります。ちょっと小腹がすいた時や、ホエールウォッチングに行く前に暖かいロブスタービスクを飲んで出かけるのもおすすめです。
住所 | 321 Commercial St, Provincetown, MA 02657 |
営業時間 | 月ー日:11時30~20時 |
ホームページ | https://www.ptownlobsterpot.com/ |
スイーツ休憩
住所 | 299 Commercial St, Provincetown, MA 02657 |
営業時間 | 月ー日 (※2024年5月2日以降 臨時休業中) |
ホームページ | https://www.provincetownportuguesebakery.com/ |
休憩にぴったりなのがPortuguese Bakery、1936年創業のポルトガル系のパン屋さんです。アメリカ独立後、漁業や捕鯨の中心地として栄えたプロビンスタウンには、ポルトガルから多くの移民がやってきました。アメリカで船員として雇われた彼らがそのままこの地に定住したため、プロビンスタウンではポルトガルの文化にも触れることができます。
お店では甘いパンやサンドイッチなどの総菜パン、ケーキが売っています。ちょっとした飲食スペースもありますし、コーヒーなどの飲み物も売っているので休憩にはちょうどよいお店です。ただ我が家がお店を訪問した15時30分頃には結構パンが売り切れてしまっていたので、早めにお店を覗いてみるのがいいかもしれません。
プロビンスタウンはおいしいものが多く、食べてばかりになってしまいます~
店員さんがカウンターにいるので、ショーケースにある商品を選びレジで購入します。ポルトガル伝統のパンやケーキには、商品名にポルトガルの国旗イメージが描かれています。選択肢はあまりなかったのですが、ポルトガル伝統のPenhascos(ポルトガル語で崖という意味らしい)とチョコデニッシュを食べました。
Penhascosはチョコ生地の上にさくさくのメレンゲがのった、パンというよりお菓子のようなものでした。チョコ生地はパンほどふわっとしておらず、クッキーほどさくっとしておらず…初めて食べる食感でした。これでも甘さ控えめそうなものを選んだのですが…甘い!ショーケースに並ぶケーキも1つ1つが大きいので味と量のボリュームに驚くかもしれません。
おしゃれレストラン
ディナーにおすすめ、おしゃれレストランがThe Mews Restaurant & Cafe。
住所 | 429 Commercial St, Provincetown, MA 02657 |
営業時間 | 火ー木:17時~20時30分 金・土:17時~21時 (月・日は定休日) |
ホームページ | https://mewsptown.com/ |
大きな窓から夕方の海を眺めつつ、おいしいお酒にシーフードが楽しめます。記念日やパーティーで使っている人が多い印象でした。ドレスコードはなさそうでしたが、きれいめワンピースくらいを着て行くとテンションあがりますよ✨詳しくはこちらの記事へ。
ノーセット灯台
海に面したケープコッド半島にはたくさんの灯台がありますが、中でも特に有名なのがこのノーセット灯台です。なぜそんなに有名なのかというと…ポテチのパッケージに使われている灯台だから!!
アクセス・概要
住所 | 120 Nauset Light Beach Rd, Eastham, MA 02642 |
営業時間 | 灯台内部見学も可能 詳細な日時はこちら |
ホームページ | http://www.nausetlight.org/ |
ボストンから車で2時間弱、プロビンスタウンまであと30分というところにNauset Lighthouseがあります。ケープコッド半島の東側、力こぶ半島のちょうど肘を過ぎて手首に向かうあたりです。
日時はかなり限定的ですが、5月~10月は灯台の内部見学ツアーが行われています。灯台に上ることができるので我が家もタイミングが合えば登ってみたかった…。一度に最大15人程度しか入れないようなので混んでいる時は順番待ちです。
駐車場
ノーセット灯台の南側に駐車場があります。料金は車1台$25と結構お高め。16時以降は駐車場が無料になるという口コミもネットで見たのですが、看板にはそんな情報は特に書いてありませんでした。
さらにここはビーチ客もいるので夏は停められない可能性が高いです。我が家が到着した15時にはロータリーをぐるっと駐車待ちの列が…。いっこうに進まない様子を見て、灯台は遠くから見て終わりかと諦め(かけ)ました。
帰ろうと思った時、ノーセット灯台から西に進んだところに駐車場を見つけました。5,6台ほどの狭い駐車場ですが試しに入ってみたら…空いた!この駐車場は上限30分なので長居はできませんがノーセット灯台をさくっと見て戻るくらいなら間に合います。
駐車場の入り口にNo Beach Accessという看板もあったので、海岸沿いにあるノーセット灯台まで行っていいものか悩みましたが、ここに停めて海に向かう人ばかりだったので我が家も停めてしまいました💦この駐車場の他に、Cable Roadには縦列で停められる駐車スペースもあったのでゆっくり走ってみてください。ラッキーだったら空きが出るかもしれません!
ノーセット灯台
我が家が住む地域のスーパーにはかならずと言っていいほどおいてあるケープコッドチップス。ノーセット灯台はこのパッケージだけではなく、マサチューセッツ州の車のプレートにも描かれています。赤と白という象徴的な色から、パッケージのデザインや何かのシンボルとして選ばれやすいんだとか。ここに来るならCape Cod Chipsをお忘れなく(笑)!
僕のおすすめは減塩のノーマルタイプ。塩味がきつくないので最後まで芋本来の香りと旨味を味わえますよ~。ケープコッドチップスはからっと揚がったその食感もおいしさのポイントです。油の酸化が進むと旨さ減なので開けたらなるべく早く食べきってあげましょう~
私はいろんな味を試したい派なのですが、お芋・チップス好きの夫からしたら「わかってない」んだそうです(笑)
ノーセット灯台は1838年、このあたりの海域で難破が続いたことをきっかけに市民の請願で建てられました。当初は上部が黒く塗られた灯台が3つ並ぶようにして建てられ、海から見ると黒い帽子をかぶった白いドレスの3人組に見えるためスリー・シスターズというあだ名で親しまれたそうです。
3つの灯台は海岸線が浸食され続けている影響で2度にわたり建て替えと移転が行われ、現在は1996年に今の場所に建てられたノーセット灯台のみが残っています。海岸線は年平均1.15mほど浸食が続いていて、4.5m以上削られた年もあると言います。あと数千年もすればケープコッドは存在しないだろう、なんて説明書きがありました。
初代灯台は今の位置より150m以上東にあったそうです~
スリー・シスターズ灯台
ノーセット灯台の初代、スリー・シスターズの復元版が我が家が停めた駐車場の裏手にあります。ひっそりとたたずむ2つの木製灯台は、赤と白ではなく確かに黒い。昔の船乗りさんたちは、この黒・白灯台が並んで放つ3つの光からノーセット海岸だと判断できたそうです。
まとめ
この記事ではケープコッドドライブ旅!外せない観光スポットを紹介しました。
- プロビンスタウンは歩くのが楽しいおしゃれ街
- ビーチや灯台があちこちに!海を楽しめる
- シーフードにポルトガル料理でグルメ三昧
ケープコッド半島に行くなら外せないプロビンスタウン。半日もあれば観光できる小さな街ではありますが、おしゃれな建物や小物屋さん、カフェがたくさんあり、ぶらぶら散策するのが好きな方は特に楽しめる所だと思います。
半島のあちこちにビーチや灯台があり、海リゾートを楽しめるのもケープコッド半島の魅力。水温が低いのはたまに傷ですが、大西洋の大海原を感じる壮大な景色が広がっています。海の自然を楽しむホエールウォッチグやカヤック・カヌーのアクティビティも外せません✨
混雑はしますが行くならやはり夏!まだ夏の予定が決まっていない方、今年はアメリカ人流にケープコッドバカンスを候補に入れてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで頂きありがとうございます。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
コメント