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【アメリカ駐在】変圧器の選び方・おすすめ変圧器を紹介 やっぱり日本製

日常生活
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2022年冬、夫の転勤でアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。ニューヨークが東京なら、地理・環境的にもここはちょうど群馬。このブログではアメリカのグンマーを名乗って、海外生活をつづっています。

海外と日本の違いはたくさんありますが、電圧の違いは生活に直結する大きな問題です。海外生活を始めるにあたり、「日本で使っていたドライヤーを海外でも使いたい」「日本の家電を使えないのは困る、などお悩みありませんか?

この記事では、日本の電化製品を使えるようにするおすすめ変圧器を紹介します。

この記事でわかること

  • 日米の電気事情の違い
  • 変圧器の選び方
  • 変圧器、実際に使ってみたレビュー

変圧器さえあれば、アメリカでも日本の電化製品をそのまま使えるようになりますよ。購入して失敗したこと、使ってみた本音レビュー、ぜひご覧ください。

※お勧めの変圧器を早く確認したいという方は、こちら、をご覧ください。

日本とアメリカの違い

電圧

日本とアメリカの電気事情、以下の違いがあります。

日本アメリカ
電圧100V110~120V
周波数50~60Hz60Hz

アメリカの電圧は日本の1.2倍あります。これは日本の電化製品をアメリカで使う場合、通常時の1.44倍(1.2倍の2乗)の電気が流れることを意味します。通常よりも大きな力で電気が流れるので、日本の電化製品を変圧せずにそのまま使っているとショートする危険性があります。

周波数とは、電気の流れる方向が1秒間に変わる回数のことを言います。関東では50Hz(1秒間に50回)、関西では60Hz(1秒間に60回)の周波数を使っており、日本の家電製品は50Hz~60Hzに対応しているものが多いのでそこまで気にする必要はありませんが、こちらもやはり確認が必要です。

コンセント

コンセントは、日本もアメリカもAタイプです。アメリカは3つ穴ですが、日本の2つ穴のコンセントをそのままさせますので変換する必要はありません。

変圧器の必要性

変圧が不要な場合

まず変圧が不要な場合です。電化製品や充電器にある対応電力・電圧の表記を確認してみてください。こちらはパソコンの充電器ですが、このような表示はグローバル対応です。

対応範囲が100~240ボルトですので、100ボルトの電圧の日本でも、120ボルトの電圧のアメリカでも、そのままコンセントにさしてつかうことができます。最近のパソコンやスマホの充電器はグローバル対応しているものが多いです。

ちなみに、海外対応ドライヤーももちろん変圧不要です。こちら、私が大学生の時から使っている海外対応ドライヤー、10年超のベテラン選手です(笑)100-120ボルト、200-240ボルトの表記があり、どの地域でも使えるのであちこち連れて行きました。

最近ではナノケアもちゃんとできる海外対応ドライヤーもあります。これからドライヤーの購入を考えている方は、グローバル対応の家電を購入するのもありだと思います。

変圧が必要な場合

一方、変圧器が必要な場合です。こちらは日本から持ってきた扇風機で、100ボルトしか対応していないことが分かります。このような表記の場合、電圧が異なるアメリカで使うには変圧が必要です。

確かに、日本の電化製品は変圧しなくてもアメリカで使えます。しかしそれは電源が入るというだけで、故障する可能性が高くあまりオススメできません。私はドライヤーと電気ポットを壊しました…。

昔、日本から持ってきたドライヤー(イオンが出るいいもの😢)を、変圧せずにアメリカで毎日使っていました。ところが1週間ほどで焦げ臭いにおいがするようになり、ある日モーターが空回りする音とともに温風が出なくなり、ついには使えなくなりました。

ゆき
ゆき

電源が入ったのでいけると思ってしまいました…

日本の電化製品をそのままアメリカで使っても電源はつきますが、故障する可能性は高く、最悪発火したり、事故が起きたりする可能性もあります。失敗したことがある者からの、使用方法はやはり守りましょう、という当たり前のアドバイスです…。

変圧器の選び方

変圧器には容量があり、対応できるワット数が決まっています。ワット数とは消費電力のことで、変圧器の容量以下のワット数で動く電化製品にしか、その変圧器は使えません。

参考に、我が家の電化製品のワット数を確認してみました。

家電ワット数
炊飯器1105
コーヒーミル60
空気清浄機54
ルンバ33
ドライヤー850(100Vの場合)

例えば空気清浄機を動かすには小さな消費電力で十分ですが、炊飯器を使いたい場合、1,100ワット以上の消費電力に対応する変圧器が必要です。

さらに、変圧器には連続使用時間に制限がある場合が多いです。よくある注意文言がこちら。

  • 1時間以上継続して家電を使う場合、その家電の消費電力値の1.25倍以上の容量を持つ変圧器が必要
  • 変圧器の容量の80%を超える消費電力値で、1時間以上使うことは禁止
  • 熱を発生する製品(アイロン等)やモーターの回転する製品(ドライヤー等)は消費電力の3倍以上の容量が必要

このように、変圧器の対応ワット数以下の家電であっても長時間使えない場合があります。変圧器は、使用したい家電の消費電力+α、余裕をみた容量の購入を検討してみてください。

変圧器レビュー

我が家で使っている変圧器を紹介します。

1500W オススメ変圧器

日章工業 変圧器 海外 普及型 AC110V~AC127V→AC100V 1500W NDFシリーズ NDF-1500U

対応電力は1500ワットまでで、同時に2つまで家電製品を使用できます。重さは3.5キロと重いですが、サイズは9.5㎝×13.9㎝×11.5㎝と、非常にコンパクトな変圧器です。

実はこの変圧器、間もなく帰国する上司に、アメリカに来てから安く譲って頂きました。それまで後ほど紹介する中国製変圧器を使っていたのですが、それで感じていた不都合がすべて解消されました✨

何よりまず小さい!そのため場所を取らず、これまで中国製の大きな変圧器のせいで使えていなかったキッチンカウンターのスペースを有効利用できるようになりました。

ビフォー
アフター

また、電力が安定するようになったのか、トラブルがなくなりました。中国製変圧器で炊飯器を使うと、「炊飯時間残り7分」と表示されていたのがなぜか「残り15分」に戻ったり、コーヒーミルを使うと豆を挽く速度が日本と比べて遅かったりと、しっかり変圧できているのだろうか…と不安になる事象が発生していました。

この変圧器を使うようになってからはそのようなトラブルがなくなり、日本と全く同じように家電を使えています✨信頼できるはメードインジャパン…、高価ですがここはケチらず、良い物を選んで購入されるほうが後々間違いなく良いです。

Amazonでの評価

160件超の口コミで星4.2です。「他社に比べてサイズが小さいので邪魔にならない」「動作が安定している」という高評価の口コミが多いです。

ネガティブ口コミは、「不良品だった」「すぐ壊れてしまった」というコメントがありました。購入された場合は、すぐに開封して中を確認してみてください。

3000W 購入した変圧器

LVYUAN(リョクエン)アップトランス ダウントランス 3000W

対応電力は3000Wまででコンセントが3か所あるうえ、110V-240Vまで変換できます。口コミやブログで調べたうえで、コスパが良い商品かなと思い日本で購入しました。ところが、わざわざ重さ7キロのこの変圧器を飛行機便に乗せてアメリカに持ってきたのですが、我が家ではいまいち働いてくれませんでした( ;∀;)

おすすめの日章工業の変圧器のメリットと全く反対になりますが、大きくて邪魔な点、電力が安定しない点がデメリットです。

大きいです…

Amazonでの評価

50件超の口コミで星4.0と、評価は悪くはありません。「連続運転が2000Wと容量が大きい」点を評価しているコメントがありました。我が家ではちょっと買い物失敗したかなと思っていましたが、きちんと使えていて満足されている方もいらっしゃいます。

使えることは使えるので、我が家では消費電力が小さい空気清浄機をつなげて主に使っています。キッチン周りに置くには場所も取るし、炊飯器を安定的に使えないので役不足ですが、消費電力が小さい電化製品を複数使うための変圧器としては問題ありません。

まとめ 変圧器は良い物を

この記事では、変圧器の選び方、おすすめ変圧器を紹介しました。

電化製品を誤って使用していると、最悪の場合、火災や事故の原因にもなります。安くはない買い物ですが、日常生活の利便性、安全性に直結するものですので、信用できる変圧器を探してみてください。
もしアメリカで買った家電を日本で使うことも考えている場合、少しお高いですがカシムラの変圧器も候補にしてみてはいかがでしょうか。約3万円とお高いですが、日本のメーカーで安心なのはもちろん、日本の家電をアメリカでも使えますし、逆にアメリカの家電も日本で使える万能機です。

消費電力別、おすすめの変圧器一覧はこちら。

1000W日章工業コンセント1つのコンパクト型、旅行用にも
1500W日章工業我が家の頼れる変圧器、他社製品より小さくておすすめ
3000WLVYUAN消費電力が大きい点が魅力、安定性はいまいちの場合も
2000Wカシムラ日本製 約3万円 日本⇒アメリカ/アメリカ⇒日本両方使える万能機

一方で、ドライヤーなど熱を使うのものは消費電力が大きく、その分変圧器も大容量・高価なものが必要です。家電1つのために海外でしか使わない変圧器を購入するのももったいないので、グローバル対応製品の購入も選択肢に入れてみるのもよいかと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事がお役に立てれば幸いです☺

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