こんにちは、グンマーOLのゆきです!
ようやく旅行に出かけられる雰囲気になってきたこの頃、「久しぶりにどこかに行きたい!」なんて思いませんか?
海なし県の住民の私たち・・久しぶりに海が見たいー!と思い立ち、『全国旅行支援』を利用して北茨城へお得に旅してきました。
この記事では北茨城の観光地を紹介します。この記事でわかることはこちら
- 【酒烈磯前神社】
有名!宝くじがあたる神社
海風を感じられる境内の紹介 - 【花園神社】
知る人ぞ知る、紅葉の穴場スポット
青紅葉に囲まれながら山散策
宿泊した旅館は以下の記事で紹介しています。週末の平均宿泊費は1人25,000円を超えるとしまや月浜の湯ですが、全国旅行支援でお得に泊まれました。地元の海鮮料理を大満喫できる素敵なお宿ですので、悩まれている方はぜひこちらの記事をご覧ください!
酒烈磯前神社
アクセス・ご神徳
ひたちなか市にある酒烈磯前神社。ここは宝くじがあたる神社として有名なパワースポットです!
所在地 | 茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2 |
車 | 水戸大洗ICから20分 |
参拝料 | 境内無料 |
御朱印 | あり(御朱印帳の販売はなし) |
HP | https://sakatura.org/ |
創建は平安時代・西暦856年といわれ、ご祭神は少彦名命です。少彦名命はとっっってもちっちゃい神様で、一寸法師のモデルになった神様ともいわれています。
海の向こうからガガイモというお芋の皮の船に乗り、豊富な知識で、農業、医薬、酒造などの技術を伝えたり、温泉開発にも尽力したりした神様です。主な御神徳は病気平癒、健康長寿。
この神社のパワーは遠い昔から有名で、酒烈磯前神社に奉納されたワカメを平城京(奈良)にまで運び、奉納していたという記録が残っているそうです。
境内
参道
鳥居から境内まで約300メートル、木がトンネル状に参道を覆って気持ち良い木陰道を作っています。参道の途中には、くぐると海につながっていそうな鳥居もあり、海のすぐそばの神社であることを実感します。
本殿・拝殿
木のトンネルを抜けると境内です。ずっと木陰を歩いてきたので、境内は開けてとても明るく感じます。茨城の端っこにありアクセスがいいとはいえないので、人もまばらかなぁと思っていたのですが、結構にぎわっています。健康祈願か、あるいは宝くじ祈願でしょうか・・
拝殿の上にはリスとぶどうの彫刻があります。日光東照宮の『眠り猫』を作った彫刻師の左甚五郎さんの作品だそうです。ぶどうがころころとかわいいです。
そして、宝くじがあたる神社と言われるようになった所以は・・この亀です!宝くじの高額当選者の方が奉納された亀で、触ると御利益があると評判です。令和元年のサマージャンボで6億円当選された方がでたとか・・💰✨
私たちも御利益にあやかろうと、亀をなでなでしてきました。ただ肝心の宝くじを買うのを忘れたので、御利益があったかどうか確認できずですw
・・と思っていたのですが、茨城旅行から1か月後、道の駅の抽選会で2等と3等を当てました!5回ガラガラを回したうち2回当たりが出て、ラーメンのセット(箱)と野菜の苗を頂きましたw
抽選会受付のおじ様たちも「おぉっっ」「えぇっ」という反応だったので、決して当たりの色玉がいっぱいあったわけではないと思ってますw
高額当選ではありませんが、わたしはガラガラ抽選で当たりの色玉を見たことがないので、お力をお借りしたのかもしれません。ありがとうございます!!
御朱印
御朱印帳の販売はありませんが、御朱印は数種類あります。季節・日によって図柄が変わり、今回は9月9日の重陽の節句バージョン、お月見バージョンがありました。
金運アップを狙う方は寅の日バージョンがおすすめです!黄色のトラは金運の象徴で、寅の日は「金運招来日」だそうです。お金にまつわることをするとよい日だそうなので、寅の日の御朱印を頂き、亀を撫でて宝くじを買えばもしかしたら・・!かもしれませんね。
花園神社
アクセス・ご神徳
海を背に、山に向かって車で走ること約30分、山の奥にひっそりと花園神社はあります。海が近いことも忘れる、山に囲まれた神社です。紅葉の隠れた名所でもあります。
所在地 | 茨城県北茨城市華川町花園567 |
車 | 北茨城ICより約25分 無料駐車場あり |
参拝料 | 境内無料 |
御朱印 | あり(御朱印帳の販売あり) |
HP | https://www.hanazonoshrine.net/ |
創建は平安時代・西暦795年。桓武天皇の命によって東方征伐に向かった坂上田村麻呂が創建したと伝えられています。坂上田村麻呂をはじめ、源頼義・義家(八幡太郎)といった武将も東北へ戦に行く途中、花園神社で武運を祈り、勝利を収めたそうです。魔除け、勝運にご利益がある神社です。
ご祭神は3人の神様です。花園山一帯を祭る神社で、山の神様が中心となっています。
- 大山咋大神(オオヤマクイノオオカミ)
地域鎮護の神。山に杭を打つイメージから土地の所有を示す - 大山祇大神(オオヤマヅミノオオカミ)
山の神。イザナギ・イザナミの子で山の総元締 - 大物主神 (オオモノヌシノカミ)
国造りを行った大国主命(オオクニヌシノミコト)の異名
境内
楼門
川にかかる太鼓橋を渡ると、山王大権現の額が掲げられた楼門があります。この楼門が、清浄な領域の境=結界、の役割を果たしているそうです。
花園神社は人も少なくとても静かで、川のせせらぎが耳に気持ちよいです。目に優しい緑は11月中旬~下旬に色づき、きれいな紅葉が見られます。
近くには狛犬がいますが、前髪があるみたいでかわいい・・。
拝殿
楼門をくぐると、拝殿があります。ここは祭典、祈祷を行う場所で、神様を祭る本殿ではないので注意です。とはいうもののちゃんとお参りしました。
屋根を見ると、正面・東・西の三方に猿の顔があります。このお猿さんはご祭神大山咋大神のお使いで、神猿(まさる)というそうです。まさる=魔が去る、勝る、ということから、厄除け・魔除け・勝運のシンボルです。神猿は神社の守護に加え、「神縁」を運んできてくれるお使いでもあるそうです。
本殿
拝殿の裏の階段を昇っていくと本殿があります。結構勾配がきつく急な階段で、山の中に作られた神社であることを感じられます。
本殿の屋根にも神猿がいて、正面には日光東照宮にもいる「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿がいます。神猿に護られた本殿にご祭神の3柱はいらっしゃいます、静かにお参りしてきました。
厳島神社
花園神社の境内にはもう一つ神社があります。ご祭神はこちらも3人。
※名前や、生まれた順番について、数多く記録がありますが、ここでは花園神社のホームページに従います。
- 市杵島姫神(イチキシマヒメ)
- 田心媛神(タゴリヒメ)
- 湍津姫神 (タギツヒメ)
天照大神が素戔嗚尊の剣を噛み、吹き出した霧から生まれたといわれる3人の女神です。天照大神から「九州から大陸へつながる海の道へ降臨し、歴代の天皇を助けなさい」と命を受け、海上交通を守る神として降臨されました。今では広く、航海、交通安全、海の神様として慕われています。
天照大神の子であるが日本に降臨した際には養育係として付き添い、立派に生育させたことから、子守の神さま、子供の守護神でもあるそうです。天照大神の子、つまり瓊瓊杵尊は天皇の遠いご先祖様です。
花園神社では、この地に降り立った女神が作られた池を神池として祭っています。石で囲われた池の真ん中に、橋を渡ってお参りできる神社があります。3人の女神様は絶世の美女だそうでとか。静かに橋を渡って、女神の御利益を賜れるようにお参りしてきました。
御朱印
最後に、御朱印帳と御朱印を頂きました。御朱印帳はかっこいい濃紺のシンプルなデザインです。
対応してくださったご神職の方がとても穏やかで丁寧で、このような方がお手入れされている神社だから落ち着いていて、気持ちがいいのだなぁと感じました。
七つ滝・奥の宮
花園神社の近くには、七つ滝と奥の宮と呼ばれるところがあります。気候もよかったので、少し山歩きをしてきました。途中、山道があるので歩きやすい靴で出かけることをお勧めします。
花園神社の駐車場を出発し、コンクリート舗装された道を進みます。第一滝見橋を過ぎると森に入り、すっと涼しくなります。やや勾配がある道を20分程きたので、涼しさが心地よいです。夏は特に気持ちが良いと思います。
緑を見ながらてくてく歩き、駐車場から30分程で七つ滝と奥の院入口がありました。ここからは若干山道になり、木や岩の階段を上って進みます。
七つ滝と奥の院の入口から約5分、七つ滝に到着しました!その名の通り、七段になって滝が落ちています。山の奥から勢いよく段をつくって落ちてくる滝、写真では伝えきれません。
辺りは静かで、滝の落ちる音しか聞こえません。屋根付きの小さな休憩ベンチがあるので、そこに座って白く飛び散る水しぶきをぼーっと眺められます。近くには竜神様のお賽銭箱があり、お参りをして、きた道を戻りました。
奥の院まで行きたかったのですが、勾配がかなりきつい階段が続いていること、途中には木の根や岩を鎖伝いに上らないといけないところもありそうだったので断念しました。この付近は男体山、女体山、月山と山づたいに歩けるようなので、ゆっくり歩くのも楽しそうです。
まとめ
今日は北茨城の酒烈磯前神社と花園神社をレポートしました!ポイントはこちら
- 北茨城は海と山の癒しスポット
- 酒烈磯前神社:「当たる」神社に一夢託そう!
- 花園神社:紅葉の名所で自然に癒される
北茨城は海と山、どちらも一緒に楽しめる面白いエリアでした。ゆっくりと神社巡りをしたり、砂浜で海を眺めたりと、のんびり旅にはぴったりです。
宿泊した『としまや月浜の湯』から車で10分程北に行けば、福島県との県境もあります。私たちのように境界好きの方は、ぜひこの辺りもうろうろしてみてください笑。
北茨城の宿泊体験レポートはこちら
⇒【茨城】海の幸を大満喫!海なし県住民が行くデジタルデトックス旅
北茨城に泊まってみたくなった方はこちら
⇒としまや月浜の湯
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
コメント