こんにちは、グンマーOLのゆきです!
この記事では大阪天満宮の結婚式場見学をレポートします。私たちはグンマー在住で東京で挙式予定ではあったのですが、彼の実家がある大阪の式場も見てみようと出かけてきました。
この記事でわかること
- 【概要】アクセス・ご由緒など
- 【写真で紹介】披露宴会場、試食会
- 【見積もり公開】食事や衣装の金額
私たちは4か所のブライダルフェア(東京大神宮、ホテル椿山荘東京、神田明神)に参加したのですが、大阪天満宮が一番ド派手でした。さすが大阪!という感じ(笑)
挙式・披露宴会場の写真や、見学日にもらった費用の見積もりも実額公開していますので、ぜひ参考にご覧ください。
※大阪天満宮のブライダルフェアの予約を検討されている方は「まとめ」だけご覧くださいね。
ちなみに、最終的に私たちは神田明神で挙式・披露宴をしました。挙式当日の体験談も交えつつ、ブライダルフェアの参加レポートを書いています。
概要・アクセス
大阪天満宮は菅原道真公を祀る神社で、地元の人は「天神さん」と呼んでいるくらい身近な存在の神社だそうです。創建の歴史をたどると奈良時代にまで遡ります。さすが関西…✨
地下鉄、JRの駅から徒歩圏内にありアクセスは便利です。地下鉄は谷町線、堺筋線の南森町駅から徒歩5分、JRは東西線の大阪天満宮駅から徒歩3分です。駅がある大通りから1本入ると、静かな街の中に鳥居が見えてきます。
この日は私たちと彼のご両親と一緒に、4人でブライダルフェアに行ってきました。私の両親は東京にいるので結婚準備を一緒に楽しめますが、大阪在住の彼のご両親とはそういう機会を持ちづらいかなと思い、彼のお家に伺うのに合わせ見学ツアーを企画してみました。
「今どきはこうなんや~」と楽しんでくれていたので、時間が合うなら皆で出かけるのも楽しいかもしれません~
今日はゼクシィから、試食付きブライダルフェアを予約しました。ゼクシィ経由で式場見学予約すると割引特典が多数あるので、お見逃しなく!
天満宮会館
挙式・披露宴を執り行う天満宮会館は、大阪天満宮の敷地内にあります。天満宮会館に向かうとCOWCOWの多田さんに似た面白いおじさまが担当で、予約時間に合わせてわざわざ外で待ってくださっていました。しょっぱなの挨拶からいきなり東京の会場とは異なるテンションを感じました(笑)
今日はお忙しい中本当にありがとうございます、恐悦至極です。足元お気をつけてお進みください。はいっ、そこ階段ございます。段差ございます、お気をつけくださいませ。
す、すごい早口…よく舌回るなぁ。大阪の人だぁ…(←偏見w)
エントランス
天満宮会館の入り口を入った瞬間、目に飛び込んできたのはプロジェクションマッピング。披露宴会場も後ほど紹介しますが、「あれ、ここ神社だよな?」と思うくらい天満宮会館は豪華&派手です。挙式日はエントランスのプロジェクションマッピングに両家の名前や、新郎新婦の写真などを投影しゲストをお迎えできるそうです。は、恥ずかしいかも…(笑)
エントランスを入ると中庭に面してロビーがあります。中庭は日本庭園になっていて、灯篭や赤い番傘が置かれ撮影スポットがたくさんあります。前撮りや挙式・披露宴の際にはここで親族写真を撮ることが出来ます。
大阪天満宮は街のど真ん中にあるため、どうしても敷地の外の高いビルや建物が見えてしまいます。しかしそこはプロのカメラマン。建物が映り込まない角度・ポイントを熟知されていて、ビルなどが映り込まないよううまくとってくれるそうです。
挙式会場:梅花殿
大阪天満宮の挙式の流れはちょっと変わっていて、挙式専用会場の梅花殿で挙式を行った後、本殿で挙式の報告(渡殿の儀)を行います。
天満宮会館から参集殿の廊下を通り、梅花殿へ向かいます。全て室内移動のため、天候を気にせず挙式会場まで行ける点は良いなと思いました。ここは有形文化財にも指定されている家屋で、天満宮会館を抜けると一気に和の空気が漂う、歴史を感じる建物に入っていきます(靴を脱ぎます)。
梅花殿は挙式専用の会場で60人まで入ることができます。本殿からは離れているので、静かで厳かな雰囲気の中で神前式を行うことが出来ます。梅花殿は伊勢神宮の古材を使って建てられたそうで、確かに扉や柱の木は歴史を感じる色合いです。「そうだここは神社なんだよなぁ」と実感できる、すごく素敵な空間でした。
親族に加え、友人の列席もOKです。新婦の髪型はなんでもOKで、綿帽子、角隠しはもちろん、洋髪のみでもOKでした。神社の挙式の中では1番決まりが緩く、本殿での挙式ではないからなのかなと思いました。
挙式後は渡殿を通って本殿に向かいます。渡殿を歩いているところは境内から見えるので、ここでよく「よっべっぴんさん!」という声がかかるのだとか、さすが大阪(笑。でもかけてもらえたら嬉しいはず)。しかしこの渡殿の儀=本殿での挙式報告ができるのは1日1組限定です。本殿で儀式が行われている際などはもちろんできないので、競争率が高そうだなと思いました(詳細聞くのを忘れました)。
披露宴会場
披露宴会場は4つあり、そのうち1つだけ畳敷きの和の作りになっています。…何度も言いますが、洋風の会場はとても豪華です(笑)
※2022年9月に「梅の間」がリニューアルオープンし、披露宴会場は5つになりました。詳細はホームページをご覧ください。
参集殿
唯一の畳敷きの部屋が参集殿、6~50人が入れるお部屋です。挙式を行う梅花殿と同じ建物にあり、国の登録有形文化財にも指定されているお部屋です。お部屋は畳と木の良い香りにあふれ、障子をあけ放つと日本庭園が見えます。
部屋は縦に長いので、長テーブルを置いて披露宴を行うのが一般的だそうです。どこかのお屋敷にタイムスリップしたかのような歴史を感じる部屋ですが、プロジェクターやスピーカーもちゃんと置けて、いまどきの披露宴ができますのでご心配なく。
今まで見てきたどの結婚式場のお部屋よりも「和」を感じ(文化財の和室なので当然ですね💦)すごく素敵でした。ただ、お色直しでドレスを着たいと思っていたので、この和室に合うかな~と思ったのと、シンプルな和室を飾るためには膨大なお花=お金が必要だ…と思いました。
孔雀の間
6~90人が入れるお部屋で天満宮会館で一番大きな、かつ一番派手な会場ではないでしょうか。入った瞬間「ぉおおお~っっ」と全員の声が揃いました(笑)
濃い茶色の木の床に金・銀の天井、和を感じる木目調の壁や屏風が飾られています。和と洋がちょうどよくミックスされている感じで和装・洋装、どちらも似合うなと思いました。重厚感があり、大人っぽさを感じさせる部屋でした。テーマは大正モダンで、昔のミシン台をウェディングケーキ用のテーブルにしていたり、昔の写真機やソファが置いてあったり、室内にも撮影スポットがたくさんあるのでゲストに楽しんでもらえます。
寿の間
6~70人が入れる寿の間。孔雀の間よりも面積は小さいのですが、天井が高いので、会場がすごく広く見えます。うずまき柄(水紋?)と雲のような柄の絨毯や、金色の装飾・ライトが大人っぽい印象を抱かせます。スタイリッシュな会場ですが、天井の木の格子と提灯のように吊り下げられたライトがそこに和の雰囲気を加えています。
ポイントは壁に掛けられた24枚の襖絵!
四季を描いた襖絵が壁一面にかけられていて美術館のようです。天井や床に使われている色は絞られていますが、屏風はカラフルで様々な色が使われているのでメリハリがついているように思いました。屏風ははっきりと絵柄が見えて、この屏風もゲストに楽しんでもらえそうだなと思いました。
牡丹の間
6~30人まで入れる中規模会場で、少人数婚を希望される方に人気だそうです。白を基調にしたお部屋で、他の披露宴会場の床は木目調や絨毯ですが、この会場は唯一の石(タイル?)でした。海外のおしゃれな邸宅の一部屋という感じです。
洋風の披露宴会場の中では一番シンプルな装飾でした。私たちは親族を含めて40人規模の披露宴を考えていたので、このお部屋は候補からは外れました。
衣装
提携のドレスショップは銀座クチュールナオコ、Irida Maisonの2ブランドで、衣装の持ち込みは不可です。両ブランドともに和装・洋装を扱っていて、銀座クチュールナオコはJILL STUARTやANTEPRIMAなどの有名ブランド、Irida Maisonはインポートドレスを扱っているので選択肢は広いと思いますが、衣装にこだわりがある人にはいまいちな点かもしれません💦
どちらのブランドも東京に店舗があるので、関東在住の私の場合は東京店で衣装選びができるように手配してくださるそうです。
試食
今日も試食つきのブライダルフェアを予約していたので、デザートを頂いてきました。あんみつをかけて食べる抹茶プリンと季節の果物でした。プリンは柔らかくとろける感じでおいしかったですが…、うーんデザートだけではお料理のおいしさを判断できない・・というのが正直な感想でした。
食事はホームページに料理の写真とメニューが細かく記載されています。
和洋折衷コース
- 7品:18,380円
- 8品:21,780円
- 8品:25,080円
フランス料理コース
- 6品:18,480円
- 6品:21,780円
和洋折衷コースは和食器や御膳が主に使われるので和の印象が強く、お刺身や茶わん蒸しなど懐石料理によくある内容だなと思いました。ランクが上がるほど洋風料理が増える印象です。また、お料理のランクをあげれば、当然食材のグレードも上がっていきます。キャビアやフォアグラ、伊勢エビや鯛ご飯と言った豪華な食材が次々に登場してくるようです。
とはいえ、いかんせんデザートしか試食していないので何とも評価できませんでした…。
日程・見積もり
畳のお部屋の参集殿で日程確認してもらったところ、4月、5月の大安・友引の土日のお昼に2日ほど空きが、夕方の時間に1日あきがありました。結構人気が高そうで、スケジュールは早めに抑えたほうがいいなと思います。
見積金額(税・サービス料込み)はこちら!想定はゲスト40名、お色直しは白無垢・色打掛・ドレスの3着、披露宴で鯛の塩釜開きをおこなった場合です。
上記が正式な金額で、今日成約すればいろいろと割引がついて合計金額380万円という見積もりをもらいました。割引前の金額はこれまで見たどの会場よりもお高めです。
衣装は白無垢とドレスが20万円、色打掛30万円で見積もりもらっていますが、カタログを見る限りたぶんもっと高くなるだろうなと推測。披露宴会場はもちろん、ロビーや廊下に置いてある調度品など、どこをとっても豪華でこだわりの作りになっていたので、金額もやはりそれ相応のお値段でした…。
感想
私たちは4件のブライダルフェアに参加したのですが、天満宮会館がいちばん豪華&派手でした。一生に1回だし(多分w)、私はめちゃくちゃ派手な1日を送るのもありな気がし始めたのですが、かなり費用がかかりそうなのと、あまり派手なタイプではない彼が無言になっている様子を見て(笑)、天満宮会館は候補から外れました。
・・・・・・
天満宮会館の洋間は凝ったデザインで好みが分かれると思います。私たちは圧倒されてしまいましたが、会場がそもそも派手だといいこともあります。それは装花で飾る必要がないので、お花の費用が抑えられること!あまりにシンプルな会場だったり、「自分たち次第でアレンジできる」会場だったりすると、装飾・お花が必要=費用がかさむ、ということを頭に入れて置くと良いと思います。
また、私たちはできれば本殿で挙式したいという意見にまとまりました。本殿での挙式は、参拝客の方の声や音が気になるというデメリットもありますが、それでもその神社の中でも最も重要な拝殿の前で式を挙げたいと思いました。
まとめ
この記事では大阪天満宮・天満宮会館の式場見学をレポートしました。ポイント・感想はこちら
- 大阪なじみの神社で本物の神前式
- 庭園や有形文化財の和室など撮影スポットが豊富
- 披露宴会場は個性的!好みが分かれるかも
大阪市街地でありながら、千年の歴史に囲まれて挙式・披露宴ができる会場です。披露宴会場は現代的でぴかぴかの建物ですが、神社本殿や挙式会場は歴史の重みを感じられるホンモノの空間がありました。梅花殿を見るだけでも良い体験ですので、気になった方はぜひお出かけしてみてください。
天満宮会館のブライダルフェアに行ってみる
⇒大阪天満宮/天満宮会館
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
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