こんにちは、アメリカ何州行けるかな、ゆきです!アメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻してます。
全米50州で最も小さい州と言えば東海岸にあるロードアイランド州。佐賀県や神奈川県よりちょっと大きいくらいの面積しかなく、アメリカ本土で最も大きいテキサス州の0.4%程度しかありません。とはいえそう聞いても、それはロードアイランドが小さいのか、アメリカがでかすぎるのかよくわからなくなりますが…。
そんな小さな州ですが海沿いの街ニューポートは、かつてのアメリカ大富豪の別荘が立ち並ぶ夏に人気の観光地です。この記事では夏のお出かけにおすすめ、ニューポートのおしゃれレストランGiustoを紹介します。フリースタイルイタリアンという新たなジャンルのレストランで、ヨットやクルーザーがたくさん泊まる港を眺めながらおしゃれランチが楽しめますよ。
Giusto
住所 | Giusto, 4 Commercial Wharf, Newport, RI 02840 |
時間 | 月~木:16時~21時 金曜日:16時~22時 土曜日:11時~22時 日曜日:11時~21時 ※詳細はお店ホームページへ |
駐車場 | Hammetts Hotelの駐車場を利用可能 料金は季節によって変わる ※ホテル周辺に公共・路上駐車場もあり |
予約 | お店ホームページから予約可能 |
HP | https://www.giustonewport.com/ |
レストランGiustoは海沿いの大通りに建つHammetts Hotelの1階、港まで歩いてすぐという場所にあります。観光スポットである大富豪の別荘地エリアは東の海岸沿いですが、ニューポートの市街地と言えば西側の辺りで、カフェやパブ、雑貨屋さんなどが多く立ち並びます。
歩く人はサングラスに南国風のシャツ、ノースリーブやリゾートワンピなどバカンスを楽しむ気満々の恰好。しかし6月だと日差しは暖かいのですが海風は冷たく、ちょっと日陰に入ると体が冷えてきます。東海岸は夏でも1枚上に羽織るものを持っていると安心かもしれません。
レストランの雰囲気
早めランチを楽しもうとお店には11時に到着。まだオープンしたてのこの時間はすいていましたが、お昼頃になると次々とお客さんが入ってきました。この辺りはバーやパブなど小さいお店は多いのですが、お昼からやっているレストランは少ない印象です。オイスターバーやバーガー、ピザなどの軽食ではなく、いわゆるおしゃれランチを楽しみたい場合、案外候補はあまりないかもしれません。
お昼でもバーやパブには行列が。バカンスならば飲みますよね~
席は室内、ハイテーブル(バーカウンター、外のカウンター)、テラス席があります。テラス席の目の前はヨットやクルーズ船が泊まる港なのでリゾート気分爆上がりです✨しかし外の席に座る場合は服装に要注意!午前中は日が直接当たりづらかったり、海風が強い場合もあるので羽織物があると安心です。ひざ掛けも貸してもらえますので店員さんにお願いしてみるのもよいです◎。
メニュー
海沿いの街だからか牡蠣や貝、海老など、やはり全体的にシーフードが多め。イタリア料理なのでパスタもありますが、料理の説明欄にはマスカルポーネやキウイという文字が…。どんな味なのか想像できません。
赤・白・スパークリングをはじめ、お酒のメニューもたっぷり。我が家は日帰りドライブ旅のためお酒はやめましたが、フリーザーカクテルなんか暑い日にはぴったりで良さそう✨周りは飲んでいる人もまぁまぁいました。
フリースタイルイタリアンとは⁉
ぱっと見、黒い岩⁉と思ってしまうFried Calamari($16)。アメリカではなかなか見ないイカ墨を使った料理で、珍しかったので注文してみました。メニューのPLATESの欄にありますがメインとして食べるにはちょっと小ぶりなので前菜におすすめです。
黒々していて見た目は本当に岩のようですが、食べてみればふわふわイカフライでおいしいです。ソースも絶妙で、トマト系(なのか?)のソースにケッパーとディルの香りが合っていて爽やかな酸味があります。スライスされたニンニクがまた良い香り。
基本的にパンはついてこないようですが、店員さんに聞いてみるとフォカッチャを持ってきてくれました。このフォカッチャが油たっぷりのギルティな感じでまたおいしい(笑)さらに、出してもらったオリーブオイルが我が家の好みドンピシャの味で、油オン油でパンを楽しんでいたら若干胃もたれしました。
メインと一緒にパンのお代わりも持ってきてくれて食べ過ぎました~
メインはRocal Rotating Fish($30)。メニューの説明にacqua pazzaとあったので、本日のお魚を使ったアクアパッツァだと思い注文しました。しかしオーダーをとる際の店員さんの「今日はホタテよ」という一言に、ん?。出てきたのは…私が知っているアクアパッツァじゃありませんでした。
香ばしくソテーされたホタテの下にはクスクスがひかれ、フェンネルの酢漬けが添えられています。新感覚のアクアパッツァでしたがこれはこれでおいしい。ホタテは大きくて、中が固くなり過ぎない絶妙なレア加減。日本のホタテに比べれば食材の味は薄めですが、それでもアメリカで食べるホタテとしてはやはりおいしかったです。フェンネルの酢漬けは結構酸味があって、すっぱいのが苦手な人はあまり得意ではないかもしれません。
私は酸大好きなので、夫の代わりにぺろりと完食
私が頼んだ貝のパスタ、Tonnarelli($28)も新しかった!トンナレッリとは断面が正方形をしたパスタだそうで、日本人としてはパスタと言うよりやきそばを思い出してしまう…。イタリアンというよりもアジアを感じるエキゾチックな一皿でした。
緑はパセリを刻んだソースからくる色のようで、期待していた貝はアサリとシジミの間くらいの大きさで控えめ。ニンニクの芽(Green Garlic)とかりかりのパン粉がパスタと合っておいしいのですが…、やはりアジアだな!と思うパスタでした。
まとめ
お会計
お会計はチップ前で$79.92。レストランの景色も店員さんの雰囲気も良くて、楽しいおしゃれランチだったのですがやはりお値段はするよねぇと思う瞬間。日本の家族とアメリカの物価について話した後だったので特にそんな気分になってしまいました。
また、パンがチャージされていなかった分チップをはずむ…致し方ないですね。楽しむときは楽しむ!「ホタテ1つ$10か…」とか考えない、考えないぞ!(笑)新しいイタリアンを味わえた面白いレストランでした。
店舗まとめ
評価は★★☆。それなりに年を重ねてくるとメニュー名から料理が想像できるものですが、このレストランはいい意味で、想像を裏切る見た目や味のお料理ばかりで面白かったです。新しい味に挑戦したい時や、せっかくのバカンス地ですのでおしゃれに過ごしたい時にはピッタリのレストランだと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
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