こんにちは、アメリカのグンマーゆきです!
2022年冬、夫の転勤のためアメリカ東海岸のとある田舎で駐在妻はじめました。ニューヨークが東京なら、地理・環境的にもここは群馬・・。ということでアメリカのグンマーを名乗って、海外生活のあれこれをつづっています。
海外生活を始めたばかりの方…「掃除用品どれを使ったらいいのかわからない!」、「成分表を読んでも、見慣れない英単語ばかりで調べるのが面倒!」ということありませんか?
今日はそんな自身の経験を踏まえて、オススメ掃除用品を紹介します。
この記事でわかること
- 場所別に掃除用品を紹介
- 大掃除用(漂白剤)
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 床掃除
何の汚れに効くのかぱっとわからない、成分表は字が小さくて読む気がしない(頑張って読んでたらスペイン語だった時ありました)…などなど、生活に慣れるまで意外と大変だったのが掃除用品探しでした。この記事では、理系夫が成分表や効果を読みこんで購入した、我が家の掃除用品を紹介します。
そのほか我が家の超おすすめ、題してQOL爆上げ商品はこちらにまとめています。アメリカで購入したもの中でも特におすすめのものたちです。合わせてご覧ください。
※この記事で紹介している商品一覧を早く確認されたい方はこちら。
漂白剤(万能掃除用品)
除菌・カビ対策など、あちこちの掃除におすすめなのが漂白剤です。これ、万能です。
漂白剤、その名の通り、汚れやシミなどの色素を分解させて落とす用具です。漂白剤には酸素系と塩素系があり、以下のような効果があります。
漂白剤は汚れを落とす役割に加え、除菌や殺菌力もあるため、洗濯以外の様々な場面で使えます。引っ越してきて、まずあちこち掃除するのにとても役立ちました。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤でオススメなのがオキシクリーン。日本で使っている方もいたかもしれません、ワイドハイターと同じ種類の漂白剤です。
スプレータイプのものもありますが、我が家は粉末タイプを使っています。塩素系漂白剤と異なり漂白力は弱いので、色・柄物の洋服の洗濯にも使えます(全く色落ちしないわけではないのでありません)。
粉末のオキシクリーンを40度水・お湯に溶かして使います。塩素系漂白剤よりも白くする力が弱いので、
我が家では掃除・除菌したいと思った時には、まずオキシクリーンを使います。シャワーカーテンや洗濯物の生乾き臭が気になる時オキシクリーンにつけ置きして流せば、きれいさっぱり匂いが落ちます。
塩素系漂白剤
超強力に除菌・殺菌したい場合は塩素系漂白剤クロロックスがオススメ。
こちらは液体で、水やお湯で希釈して使います。除菌・洗浄力が強く、酸素系漂白剤では落ちない頑固なカビや汚れでもクロロックスを使うと落ちました。
入居時、私たちの家は洗濯機が備え付けであったのですが、これがもう恐ろしいくらい汚かったんです。洗濯機のドアのパッキン部分には黒カビがいたり、洗濯槽は何か生乾き臭のような匂いがしたり…。オキシクリーンでは黒カビが落ちきらなかったので、クロロックスを洗濯槽に入れて洗浄してみたところ、黒いものがぽろぽろとたくさん出てきました( ;∀;)
オキシクリーンよりもかなり強力なので、洗濯槽や水回りを中心に、もう一段階上の掃除が必要!(笑)と思った時にクロロックスを使っています。洋服に一滴でも垂れればその部分だけ真っ白になるくらい漂白力が強いので、使う際は気を付けてください。
夫が洗濯機掃除をしてくれたのはいいのですが、買ったばかりの部屋着に飛ばして色落ち&穴が開きました💢着替えてって言ったのに…💢💢
お風呂掃除
バスタブ用
こちらはアメリカ人にもお勧めされた、バスタブ用クリーナーLysolです。
バスタブ、洗面台、お風呂の壁などに使える泡タイプのスプレーです。泡を吹きかけて30秒を置いた後、ふき取って使います。こするのは不要!
…なのですが、ふきとるよりも流したほうがラクなので、我が家ではバスタブにたっぷり泡をかけた後スポンジでこすり(笑)、シャワーで洗い流しています。洗面台などはこすらずきれいになりますがバスタブは泡をつけるだけではキュッキュッとしないので、スポンジでこするか、ふき取り作業が必要かなという印象です。
日本でも「こすらなくていい」製品を使っていたのですが、ついこすってしまうんですよね…
壁・タイル用
お風呂のカビにはクロロックススプレータイプ。日本のカビキラーのアメリカ版という感じです。
お風呂の壁やタイルに吹きかけた後こすらずに30秒おいて、シャワーの水圧を高めて流しています。かなり強力なので素手では触らず、ここではこすらず、用法を守って使っています。シャワーで流すだけでも、バスタブの隙間からぽろぽろごみが出てきたりするので、効果を実感してます。
クロロックスは強力なので、手袋や換気をお忘れなく!
排水溝用
排水溝の掃除にはDrano Max Gelが人気あります。パイプユニッシュのアメリカ版です。
アメリカは排水事情が弱いお家が多いので1本買っておくと安心です。Dranoはトロリとした透明の液体で、排水溝に垂らして待つこと15分。詰まっていたものが溶けて水が流れるようになります。キッチン、お風呂、洗面所、どこでも使えます。
我が家ではちょっとでも流れが遅くなってきたなと思ったらすぐドラーノをやるようにしています。アメリカの家はいつ何が起こるかわからないので、早めの対策を心がけています💦
ご参考:バスタブの栓
掃除用具ではないですが案外買って正解だったのがこちら。バスタブのごみとりキャッチャーです。
我が家のお風呂詰まったんです、ドラーノをいくらかけても流れが回復しないほどに…( ;∀;)バスタブの栓を開けてみると+字の金具があるだけで、網目になっている等ごみをキャッチする構造にはなっていません。髪の毛をそのまま流すとだめだなと思ったので、栓に取り付けるバスタブキャッチャーを買ってみました。
既存のお風呂の栓を外し、シリコン製のこちらのキャッチャーをぐいぐいっと押し込みます。高価ではないし、こんな凸凹と穴だけで大丈夫なのかなと思っていたのですが…優れものでした✨商品説明の絵のようにちゃんとごみが巻きついていて、それからお風呂が詰まることはなくなりました。バスタブの栓を変えてしまうのもおすすめの手です。
トイレ掃除
トイレブラシ
おすすめはこちら、クロロックスのToilet Wand(杖)。日本のようにトイレに流せる掃除シートが一般的ではないアメリカでは、これめちゃくちゃおすすめです!
日本の流せるトイレブラシと似た商品で、杖の先に使い捨てスポンジを付けて使います。写真左の白いケースがスポンジ収納容器と杖で、立てて収納できるコンパクトな形です。
渡米当初、我が家はトイレブラシを使っていたのですが、ブラシ部分が大きく、トイレの淵の裏側まで本当に掃除できているのかどうか疑問でした💧また、1度便器の中に入れたトイレブラシが収納器具に入っている…と思うとぞわぞわしてしまい我慢できなかったので、こちらを購入してみました。
使い方はとっても簡単。スポンジについてる突起に杖をカチッとはめます。スポンジに含まれている洗浄成分が水で溶け出し泡立ってくるので、泡で掃除します。掃除後は手元のボタンでスポンジを外し、ごみ箱に捨てます。
スポンジは六角形で小型なので、トイレの淵にもはまりちゃんと掃除できます。泡は結構固いので、便器から杖を持ち上げた時にぽたぽた水が落ちることはありません。杖はさすがに使い捨てではありませんので、スポンジをごみ箱に捨てた後は杖の部分だけ洗って乾かしケースに立てています。単なる杖なのでブラシよりもまだ抵抗ありません(笑)
掃除後、これまでよりきれいな状態が長続きしています。洗浄力も使い勝手も大満足の商品で、ぜひ使ってみて頂きたいです!
タンク掃除
トイレタンクの掃除用に使っているのがクロロックス錠剤タイプ。使っている人が結構多いのですが、個人的にはメリット・デメリット両方あり…と思っています。
トイレのタンクに入れる錠剤で、水を流すたびにタンクと便器内を掃除してくれるというものです。日本の製品でいうとブルーレットのようなものです。
クロロックス錠剤タイプを入れると、確かに便器内の赤カビ(さぼったリング?)の発生が遅くなりました。また、トイレのタンクの中の黒カビなどがぽろぽろ取れてきて、確かにきれいになっています。
ただ一方で、錠剤の青色が溶けだし便器内に青い水の流れが残ります。また、便器の水がかなり青くなるので自分の小の色を確認できなくなり、血尿出てても間違いなく気づけません。
効果はあるはあるものの、反対に青色に着色することを考えると一長一短だな、という感じです。ただ、アメリカ人でも日本人でも使っている人は多くいます。うーん、悩ましい…。
床掃除
掃除機
アメリカで掃除機をお探しならばBISSELLがおすすめです。アメリカではコードレスタイプの掃除機が好まれますが、「ハンディクリーナー型は重く、音が大きいわりに吸引しない」と日本人の評価はあまり高くありません。そこでオススメなのがこちらのサイクロン式掃除機です。
吸引力は確かで持ち運びも楽々、コスパ最高の掃除機です!BISSELLの掃除機レビューはこちらの記事にまとめています。いつか帰国するので家電買うのはちょっと…と思っていましたが、100ドル未満でこのクオリティの掃除機ならば大満足です✨あわせてご覧ください。
水拭きシート
アメリカ版クイックルワイパーが、Swiffer Wet Jetです。
本体に液体タンクを設置します。手元のボタンを押すとワイパーの前面からスプレーが出るので、自分でスプレーを出しながらシートでふき取っていきます。
スプレーを出したところはこんな感じです。アメリカの道具あるあるですが、このクイックルワイパーもスプレーボタンを押すと光ります(笑)
ワイパーに液体タンクがあるのでちょっと重いですが、重くて動かしづらいことはありません。たまーに水拭きしようかなという気分になった時に使っています。
まとめ
この記事ではアメリカでおすすめ掃除用品を紹介しました。大手メーカーの商品ばかりで、これさえあればとりあえず日々なんとなります(笑)。生活に慣れてお気に入りを見つけるまでのつなぎにでも、試しに使ってみてください。
このブログで紹介した商品一覧はこちら
漂白剤 | 酸素系 | オキシクリーン |
塩素系 | クロロックス | |
お風呂掃除 | バスタブ | ライソル |
壁・タイル | クロロックススプレー | |
排水溝 | ドラーノ | |
ごみキャッチャー | タブ・プロテクター | |
トイレ掃除 | トイレブラシ | クロロックス(杖) |
タンク掃除 | クロロックス(錠剤) | |
床掃除 | 掃除機 | BISSELL |
水拭き | Swiffer Wet Jet |
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです☺
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